
KDDIのオンライン専用の格安プランとしてサービスの提供しているpovo2.0は、自分に合ったデータを好きな時に購入できる点がメリットで、料金の安さも他社格安SIMに引け劣りません。
現在auを利用しているという人のなかには、povo2.0への乗り換えを検討している人も多いはず。
とはいえ「auからpovoへ乗り換える手続き手順が分からない」「auからpovoに乗り換えるに良いタイミングはある?」このような疑問を持っていてなかなか踏み出せずにいませんか?
そこでこの記事では、auからpovo2.0へ乗り換える方法をいちから詳しく解説します。

乗り換え手順を徹底解説
auからpovo2.0へ乗り換える手順
- 手続きに必要なものを用意する
- au ID認証とpovo2.0アカウントの作成
- povo2.0 契約手続き
- 開通手続き
1手続きに必要なものを用意する
auからpovo2.0への申し込みで必要なものは、支払いで使うクレジットカードの情報とpovo2.0で利用する端末のみです。
povo2.0では端末を販売していないため、機種変更をしたい人はauや各メーカーなどから端末を購入する必要があります。
逆にMNP予約番号を取得してしまうとキャンセルしない限り、手続きができなくなってしまうので注意しましょう。
auで購入した端末であれば、SIMロックがかかっていてもそのままpovo2.0で使用可能です。

2au ID認証とpovo2.0アカウントの作成
povo2.0へ申し込む前に、au ID認証とpovo2.0アカウント作成をauの回線契約のある端末から行いましょう。
povo2.0に乗り換えるとauのキャリアメールが無料で使用できなくなってしまうので、申し込みにはau IDに登録してあるメールアドレスをフリーメールなどに変更が必要です。

3povo2.0 契約手続き
povo2.0の契約手続きの流れは下記の通りです。手続きはpovo2.0の公式アプリから行えるので、あらかじめダウンロードしておきましょう。
- SIMタイプの選択
- 契約者情報の入力
- 同意事項の確認
auからの乗り換えの場合、契約手順が少なく比較的簡単に手続き可能です。SIMタイプは、SIMカードとeSIMの2種類があり、端末が対応していれば好きな方を選択できます。

4開通手続き
SIMカードの場合
- 郵送にてSIMカードを受け取る
- SIMカードを有効化する
- SIMカードを端末に差し込む
- 通信利用設定を行う
- 発信テスト番号に発信する
開通手続きは、povo2.0のアプリから実施します。契約後、登録した住所にSIMカードが送られてきたら、SIMカードの有効化を実施しましょう。
SIMカードを有効化したら端末の電源を切って、端末にSIMカードを取り付けます。
再起動後にWi-Fiを切った状態で通信が確認できれば、設定完了です。必要に応じて、OSアップデートやAPN設定などの通信利用設定が必要な場合もあります。

eSIMの場合
- eSIMを有効化する
- eSIMの設定をする
- 通信利用設定を実施する
- 発信テスト番号に発信する
eSIMの場合はSIMカードが不要なので、SIMカードよりも開通手続きが早く始められます。
eSIMの設定はSIMカードの設定と比べて手順が多いですが、画面の指示や公式サイトのeSIM開通手続きページを参考に進めていけば難易度は高くありません。

auからpovo2.0に乗り換えるメリット
- auからの乗り換えが簡単
- 月額料金を見直せる
- 好きなタイミングでトッピングができる
- 通信速度が安定している
- 24時間使い放題トッピングがある
auからの乗り換えが簡単
povo2.0はauが提供しているオンライン専用プランなので、申し込み手続きの手間が少ない点がメリットです。
乗り換えに関する相談は、チャットサポートで問い合わせ可能です。
月額料金を見直せる
povo2.0は自分の好きなタイミングでデータを購入できるので、auから乗り換えると月額料金を見直せます。
もっと月額料金をお得にしたいという人は、普段は低速通信で利用しておいて、必要に応じて短期間のデータを購入するという方法もあります。
Wi-Fiを活用しながら外出先で低速通信を利用すれば、月額0円で利用することも可能です。

好きなタイミングでトッピングができる
povo2.0は、豊富なトッピングを好きなタイミングで購入できる点もメリットです。
コンテンツトッピングは、1回760円(税込)で7日間「DAZN」が使い放題になるトッピングと1回220円(税込)で24時間「smash.」の有料プランが利用できるトッピングがあります。
サポートトッピングは、月額830円(税込)でスマホの故障や破損、水漏れなどに対応できる「スマホ故障サポート」が利用可能です。

通信速度が安定している
povo2.0は通信速度が安定しているので、格安SIMへの乗り換えで速度面が不安な人にもおすすめです。
実際の利用者の速度が分かる「みんなのネット回線速度(みんそく)」を参考にすると、2022年7月時点でのpovo2.0の平均速度は下記の通りです。
平均下り速度 | 81.3Mbps |
---|---|
平均上り速度 | 14.9Mbps |
スマホでWebサイトやSNSの閲覧、動画視聴などを利用する際には、20Mbps程度の通信速度があれば問題なく利用できるので、povo2.0は安定した速度が利用できると言えるでしょう。

24時間使い放題トッピングがある
povo2.0のデータ使い放題トッピングは、1回330円(税込)で24時間データ通信が実質無制限で利用できます。
povo2.0ではテザリングにも対応しているので、外出先で実質無制限のポケット型WiFi・モバイルルーターの代わりとして使うこともできます。

auからpovo2.0に乗り換える際の注意点
- 手続きやサポートはオンライン
- 端末の販売を行なっていない
- キャリアメールが有料になる
- 支払いはクレジットカードのみ
手続きやサポートはオンライン
povo2.0はオンライン専用プランで、申し込みの手続きやサポートは全てオンラインで行わなければなりません。
サポートはチャットサポートのみ利用可能で、氏名やメールアドレス、質問内容などを入力するとオペレーターに繋がります。

au回線の格安SIM3選
端末の販売を行なっていない
auからpovoへの乗り換え時に機種変更をしたい人は、auや各メーカーからスマホを購入しましょう。
スマホを購入する際には、動作確認端末をpovo2.0公式サイトから確認しましょう。とくにスマホとSIMが一体型になったeSIMは、SIMカードよりも対象機種が限られるので注意が必要です。

au回線の格安SIM3選
キャリアメールが有料になる
auからpovo2.0へ乗り換えると、auのキャリアメールが無料で利用できなくなるので注意しましょう。
auメール持ち運びの利用料金は月額330円(税込)で、au解約後31日以内にauで申し込むとpovo2.0にメールを持ち運べます。

au回線の格安SIM3選
支払いはクレジットカードのみ
povo2.0の支払いはクレジットカードのみで、口座振替などのその他の支払い方法に対応していません。auで口座振替を設定している人は、povo2.0で利用するクレジットカードを用意しておきましょう。

au回線の格安SIM3選
auからpovo2.0に乗り換えるタイミング
auからpovo2.0への乗り換えの場合、基本的にいつ乗り換えても問題ありません。auの最終月の料金は日割りで計算されるので、月の途中に乗り換えても損することがないからです。
povo2.0は使い方次第ですが、基本的にはauよりもお得な料金で利用できるので、なるべく早く料金を見直したいという人は、すぐに乗り換えてしまいましょう。
ただし、auで実施している割引キャンペーンを利用している人は、割引が終了するタイミングで乗り換えても良いでしょう。

auからpovo2.0への乗り換えがおすすめな人
- auの料金が高いと感じている人
- 月によって使うデータ量が異なる人
- オンラインの手続きができる人
現在auを利用している人で、auの料金が高いと感じている人はpovo2.0への乗り換えを検討してみてください。
povo2.0は好きにデータをチャージできるので、スマホのデータをあまり使わないという人であれば、月々の料金を1,000円以内に抑えることも十分可能です。
また月に使うデータ量が異なる人は、利用したい時に好きにデータをチャージできるpovo2.0がおすすめです。
ただし、手続きはオンラインで完結するので、オンラインの申し込みに慣れている人にも向いています。

auの格安プラン「povo2.0」の料金プラン
- 基本料金0円から始められる
- 330円(税込)でデータ使い放題に
- 通話トッピングも利用可能
「povo2.0」は、au回線の4Gと5Gに対応している格安プランで、月額基本料金が0円から始められます。
1回330円(税込)の「データ使い放題」トッピングは、購入完了から24時間がデータ無制限で使い放題で利用できます。
データトッピングは利用期間が長いトッピングほど1ヶ月当たりの料金がお得に利用できるので、60GBと150GBのデータトッピングが最もお得と言えるでしょう。

月額基本料金 | 0円 | |
---|---|---|
データトッピング(税込) | 1GB(7日間) | 390円 |
3GB(30日間) | 990円 | |
20GB(30日間) | 2,700円 | |
60GB(90日間) | 6,490円 | |
150GB(180日間) | 12,980円 | |
データ使い放題(24時間) | 330円 | |
国内通話料(税込) | 22円/30秒 |
auからpovo2.0への乗り換えで利用できるキャンペーン
2023年1月現在、auからpovoに乗り換えで利用できるキャンペーンは下記の2つです。
- Googleストア限定povo2.0キャンペーン
- OPPO公式オンラインショップ限定povo2.0 キャンペーン
Googleストア限定povo2.0キャンペーン
キャンペーン期間中にGoogleストアでスマホ・イヤホンなど対象商品を購入すると、povo2.0新規契約時に「データ追加3GB(30日間)」のキャンペーンコードがプレゼントされます。
Google Pixel 7
Google Pixel 7 Pro
Google Pixel 6a
Google Pixel 6 Pro
Google Pixel 6
イヤホン
Google Pixel Buds Pro
Google Pixel Buds A-Series
スマートウォッチ
Google Pixel Watch
Fitbit Sense
Fitbit Versa
Fitbit Charge 5
Fitbit Luxe
Fitbit Inspire 2 など
キャンペーンコードの有効期限はGoogleストアでの購入日から1ヶ月間なので、忘れないようにしましょう。

OPPO公式オンラインショップ限定povo2.0 キャンペーン
このキャンペーンはOPPO公式オンラインショップにて、合計5,000円(税込)以上購入すると、「データ追加3GB(30日間)」のキャンペーンコードがもらえるというもの。
このキャンペーンコードはpovo2.0新規契約時に使用することができます。
なお、複数商品の組み合わせで5,000円(税込)以上の購入であれば、キャンペーン適用対象です。
格安プラン「povo2.0」と併せてチェックしたいau回線の格安SIM3選
mineo
- データ通信無制限のプランあり
- 高速通信プランは4つの容量から選べる
- 専用アプリ利用で通話料は10円/30秒
- 独自サービス利用で夜間データフリーに
- 当サイトからの申し込みで契約事務手数料が無料!
mineo(マイネオ)は、データ無制限プランが話題の格安SIMです。データ無制限プランは通信速度に制限がありますが、月額660円(税込)からの低価格で利用できます。
専用アプリを使えば通話料は10円/30秒でpovoの半額以下に。お得な通話オプションもあるので、通話料を抑えたい人にも向いています。

月額基本料金(税込) ※音声通話+データ通信 |
1GB:1,298円 5GB:1,518円 10GB:1,958円 20GB:2,178円 無制限(300kbps):660円 無制限(1.5Mbps):990円 無制限(3Mbps):2,200円 |
---|---|
契約事務手数料(税込) | 3,300円 ※当サイトからの申し込みで無料 |
国内通話料(税込) | 10円/30秒 ※mineoでんわ利用時 |
通信速度(実測値) ※みんなのネット通信速度より |
下り:41.43Mbps 上り:9.32Mbps |
事務手数料無料キャンペーン
出典:mineo(2022年12月時点)
※:終了時期未定
UQモバイル
- auのサブブランドで通信速度が速い
- 各種割引の適用で15GBプランが月額990円(税込)
- 最初の7ヶ月間は無料でデータ増量
- 節約モード利用でデータ消費ゼロ
UQモバイルは、auのサブブランドと位置付けられている格安SIMです。通信速度が速いのが特徴で、auと遜色ない通信速度を誇ります。
料金面では基本料金はやや高めですが、UQ親子割の適用で15GBプランを月額990円(税込)まで割引可能。その他でも、電力やインターネットとのセット割で割引を受けられます。

月額基本料金(税込) ※音声通話+データ通信 |
3GB:1,628円 15GB:2,728円 25GB:3,828円 |
---|---|
契約事務手数料(税込) | 3,300円 |
国内通話料(税込) | 22円/30秒 |
通信速度(実測値) ※みんなのネット通信速度より |
下り:79.2Mbps 上り:14.51Mbps |
最大13,000円相当還元
出典:UQ mobile(2022年12月時点)
IIJmio
- 20GBまでのプランが低価格
- MNP乗り換えで端末代が2,480円(税込)から※1
- au回線はeSIMに対応
- 光回線とのセット割がある
IIJmio(アイアイジェイミオ)は、月間20GBまでの利用がお得になる格安SIMです。4GBプランは月額990円(税込)、20GBプランは月額2,000円(税込)と、povoより低価格で使えます。
端末販売も行っており、MNP乗り換えなら最安2,480円(税込)で端末を入手可能。端末ごと乗り換えたい人にもおすすめできる格安SIMです。

月額基本料金(税込) ※音声通話+データ通信 |
2GB:850円 4GB:990円 8GB:1,500円 15GB:1,800円 20GB:2,000円 |
---|---|
契約事務手数料(税込) | 2,200円 ※2023年1月末までのキャンペーン価格 (通常は3,300円) |
国内通話料(税込) | 11円/30秒 |
通信速度(実測値) ※みんなのネット通信速度より |
下り:46.51Mbps 上り:11.06Mbps |
公式サイトはこちら
出典:IIJmio(2022年12月時点)
※1:2023年1月末までのキャンペーン
※2:2023年2月末申し込み分までのキャンペーン適用時。キャンペーン終了後も660円(税込)OFF/月は継続。
まとめ
今回は、auから格安プラン「povo2.0」へ乗り換える方法を解説しました。
povo2.0は、月額基本料金が0円で自分の使うデータ量によってデータトッピングができるので、使う人に合った料金で利用できます。
またMNP予約番号の取得やSIMロック解除が必要ないので、他社からの乗り換えよりも簡単に手続きができる点も、大きなメリットです。
