ドコモ光のプロバイダについて解説|「タイプA」と「タイプB」とは?

フレッツ光の光回線が利用できるドコモ光。ドコモ光は、光回線とプロバイダが一体型の料金プランが特徴で、自分が好きなプロバイダを選ぶことができます。

しかしその数は24社と多いため、ドコモ光の利用を検討している人のなかには、どのプロバイダを選べば良いか分からないという人も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、ドコモ光のプロバイダについて解説します。

プロバイダの選び方やそれぞれのプロバイダで利用できる特典なども紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

そもそもプロバイダとは?

Wi-Fiルーター

インターネットに接続するための回線を提供しているのが、フレッツ光などの回線事業者です。

プロバイダとは、回線事業者が提供している回線とインターネットを繋げる接続事業者のことです。実は回線だけを契約しても、インターネットは使えません。

 つまり、光回線でインターネットを利用するには、回線事業者・プロバイダ(接続事業者)両方と契約をしなくてはなりません。

ドコモ光の場合、NTTの「フレッツ光」という回線事業者が提供する光回線を取り扱っています。通常であれば、インターネットを利用するには、別途プロバイダを契約しなければなりません。

しかしドコモ光は、光回線とプロバイダがセットで提供されているため、プロパイダを別途契約する必要がないというのが最大の魅力です。

セットで提供されているプロバイダは24社あり、その中から選ぶことができます。

ドコモ光の料金プラン

紙幣を広げる人

ドコモ光のプロバイダには「タイプA」と「タイプB」がある

ドコモ光では、全24種類からプロバイダを選べますが、大きく「タイプA」と「タイプB」に分けられています。タイプAとタイプBの大きな違いが月額料金です。

マンション 戸建て
タイプA 4,400円 5,720円
タイプB 4,620円 5,940円

タイプAの方が、マンション・戸建てどちらでも月額料金が220円(税込)安く利用することができます。

また、プロバイダによってサポートや特典内容が異なるので、事前にひと通り目を通しておくことも重要でしょう。

特典として、訪問設定サポートやセキュリティソフトを利用できるプロバイダもありますよ。

ドコモ光で選べるプロバイダ

ドコモ光で選べるプロバイダは以下の通りです。各プロバイダによってキャンペーンや特典が異なるので、よりお得に利用する場合は確認するのが良いでしょう。

タイプA ドコモnet / plala / GMOとくとくBB / @nifty / andline / SIS / BIGLOBE / ic-net / hi-ho / BB.excite / Tigers-net / エディオンネット / SYNAPSE / DTI / 楽天ブロードバンド / ネスク / TiKiTiKi / 01光コアラ※1
タイプB OCN / @T COM / TNC / ちゃんぷる / WAKWAK / AsahiNet

※1 「01光コアラ」は、2022年5月31日をもってサービス終了
出典:ドコモ光のプロバイダ – NTTドコモ

1ギガプランと10ギガプラン

ドコモ光は、インターネット料金とプロバイダ料金が一体型の料金プランで、利用する場所がマンション(集合住宅)か戸建かによって料金が異なります。

 基本的な料金プランは「ドコモ光 1ギガ」と「ドコモ光 10ギガ」の2つです。

ドコモ光 10ギガは、最大通信速度10Gbpsの超高速インターネット通信が利用できるプランです。

ただし、提供エリアが一部地域に限られていることやプロバイダも9社に限られてしまうことなどに注意しましょう。

「単独タイプ」は、プロバイダとの契約が必要なので、別途プロバイダの利用料金が発生してしまいますよ。

ドコモ光 1ギガの月額料金

プラン マンション 戸建て
1ギガ タイプA 4,400円 5,720円
1ギガ タイプB 4,620円 5,940円
1ギガ 単独タイプ 4,180円 5,500円

※ 2年定期契約の税込価格
出典:料金プラン – NTTドコモ

ドコモ光 10ギガの月額料金

プラン 月額料金
10ギガ タイプA 6,930円
10ギガ タイプB 7,150円
10ギガ 単独タイプ 6,490円

※ 2年定期契約の税込価格
出典:ドコモ光 10ギガ – NTTドコモ

ドコモ光ではプロバイダがついていない「単独タイプ」もある

パソコンを操作する人

ドコモ光には、プロバイダがセットになっていない「単独タイプ」もあります。単独タイプでは、光回線のみをドコモで契約して、プロバイダを別途契約することになります。

 単独タイプの月額料金は、マンションが4,180円(税込)、戸建てが月額5,500円(税込)です。

タイプAやタイプBと比べると、料金が安いと感じる人もいるかもしれませんが、単独タイプはこの料金に加えて、プロバイダの利用料金が発生します。

プロバイダを別途契約する場合、安くても1,000円程度の利用料金がかかってしまうので、料金が割高になってしまうことは、注意したいポイントと言えるでしょう。

別途契約手続きが必要なことや請求先が2つになるなどのデメリットもあります。

ドコモ光のプロバイダを選ぶポイント

ドコモ光 プロバイダ

ドコモ光のプロバイダを選ぶポイント
  • 月額料金がお得な「タイプA」を選ぶ
  • 通信速度で選ぶ
  • キャンペーンや特典がお得なプロバイダを選ぶ

月額料金がお得な「タイプA」を選ぶ

コインが貯まったカップ

ドコモ光のプロバイダは、タイプAとタイプBの2つに分かれていて、月額料金(税込)が異なります。

マンション 戸建て
タイプA 4,400円 5,720円
タイプB 4,620円 5,940円

タイプAは全18社があり、月額料金はタイプBと比較して、戸建てもマンションも毎月220円(税込)安くなっています。

タイプAのほうが安い理由は、プロバイダ業者の契約料金の差なので、通信速度やサービスの質が劣るわけではありません。ドコモ光をお得に使いたい方は「タイプA」を選びましょう。

10ギガの料金プランもタイプAの方が、タイプBよりも毎月220円(税込)お得です。

通信速度で選ぶ

ゲームをする人

インターネットを選ぶうえで、通信速度は大切なポイントです。必要な速度はネットを利用する目的によって異なります。

メールやLINE 128Kbps〜1Mbps
Webサイト 1〜10Mbps
SNS 3Mbps〜10Mbps
ビデオ通話 5Mbps〜15Mbps
動画視聴 1〜20Mbps
オンラインゲーム 10〜100Mbps以上

オンラインゲームは、コンテンツによって必要な速度が大きく異なるので注意しましょう。ただし、基本的に100Mbps程度の速度があれば問題なく利用できることが多いです。

公式サイトなどに記載されている「最大速度」は、あくまでも理論値で実際にその速度が出るという訳ではありません。

「タイプA」プロバイダの通信速度

「タイプA」のなかで選べるプロバイダの通信速度を、実測値を基準に比較しました。

平均下り速度 平均上り速度
ドコモnet 305.47Mbps 242.34Mbps
plala 274.63Mbps 204.69Mbps
GMOとくとくBB 297.16Mbps 231.79Mbps
@nifty 217.94Mbps 230.57Mbps
andline 212.67Mbps 193.96Mbps
SIS
(SPEEDIA)
158.64Mbps 224.86Mbps
BIGLOBE 298.22Mbps 194.24Mbps
ic-net 211.96Mbps 162.32Mbps
hi-ho 139.4Mbps 168.95Mbps
BB.excite 238.84Mbps 191.21Mbps
Tigers-net 271.53Mbps 237.51Mbps
エディオンネット 243.88Mbps 170.9Mbps
 SYNAPSE 309.47Mbps 156.74Mbps
DTI 258.31Mbps 221.92Mbps
楽天ブロードバンド 164.5Mbps 157.6Mbps
ネスク 194.09Mbps 147.97Mbps
TiKiTiKi 277.6Mbps 149.1Mbps

ドコモnet、GMOとくとくBB、BIGLOBE、SYNAPSEが300Mbps前後で、通信速度が速いといえるでしょう。

ほかのプロバイダも200Mbps前後のものが多く、通信速度にストレスを感じにくいと言えます。

最大85,500円キャッシュバック!
GMO とくとくBB
ドコモ光

※平均下り速度・平均上り速度は、2022年2月時点の「みんなのネット回線速度(みんそく)https://minsoku.net/」の結果を元に作成しています。

「タイプB」プロバイダの通信速度

次に「タイプB」で選べるプロバイダの通信速度を比較しました。

平均下り速度 平均上り速度
OCN 261.07Mbps 193.45Mbps
@T COM 計測結果なし
TNC 355.66Mbps 256.08Mbps
ちゃんぷる 1.76Mbps 112.93Mbps
WAKWAK 229.14Mbps 169.55Mbps
AsahiNet 269.52Mbps 227.29Mbps

「タイプB」の通信速度も実測値が200Mbps以上のプロバイダが多く、安定した通信ができると言えるでしょう。

※平均下り速度・平均上り速度は、2022年2月時点の「みんなのネット回線速度(みんそく)https://minsoku.net/」の結果を元に作成しています。

キャンペーンやサービスがお得なプロバイダを選ぶ

紙幣を数える人

ドコモ光のプロバイダを選ぶうえでは、キャンペーンサービス内容も大切なポイントです。

 中には、10,000円〜20,000円相当のキャッシュバックやポイント還元を実施しているので活用しましょう。

また、Wi-Fiルーター無料レンタル訪問設定サポート無料などのサービスを実施しているプロバイダもあるので、自分に合ったプロパイダを確認してみましょう。

インターネットやパソコンなどにあまり詳しくない人は、訪問設定サポートが無料のプロパイダを選んでみてください。

おすすめのプロバイダを比較

ドコモ光で選べるプロバイダ24社の中でも、キャンペーンがお得で、特におすすめなプロバイダを比較しました。月額料金もお得な「タイプA」のプロバイダからピックアップしています。

キャッシュバックやポイント還元 その他のサービス
GMOとくとくBB
  • 20,000円キャッシュバック
  • dポイント2,000ptプレゼント
  • Wi-Fiルーターレンタル無料
  • セキュリティソフト1年間無料
plala 15,000円キャッシュバック
  • Wi-Fiルーターレンタル無料
  • 訪問設定サポート1回無料
  • セキュリティソフト最大24ヶ月無料
ドコモnet ルーター購入でdポイント7,000ptプレゼント
  • メールサービス
  • セキュリティソフト12ヶ月間無料
@nifty
  • 20,000円キャッシュバック
  • dポイント2,000ptプレゼント
  • Wi-Fiルーターレンタル無料
  • セキュリティサービス1年間無料
最大85,500円キャッシュバック!
GMO とくとくBB
ドコモ光

ドコモ光でおすすめのプロバイダ

ドコモ光でおすすめのプロバイダは「GMOとくとくBB」です。

ドコモ光(GMOとくとくBB)

GMOとくとくBB ドコモ光の限定特典
  • 最大35,500円のキャッシュバック※1
  • 他社乗り換えで解約違約金30,000円還元
  • 10ギガプランの申込みで20,000円キャッシュバック
  • 訪問サポート無料
  • 高性能Wi-Fiルーター無料レンタル

「GMOとくとくBB」はドコモ光で選べるプロバイダ中でも、キャンペーンが豊富でおすすめなプロバイダです。

 上記のキャッシュバック特典は合算でき、合計最大85,500円のキャッシュバックが受け取れます。

他にも、「セキュリティサービス1年間無料」や「訪問サポート無料」といった特典が充実しています。

また、無料でレンタルされるWi-Fiルーターは、「v6プラス」という次世代技術に対応しており、アクセスが集中するところを通らず通信できるので、一時的に混雑する、遅くなるといったことが少ないです。

GMOとくとくBB ドコモ光は2年連続で顧客満足度No.1を獲得しています。※2
最大85,500円キャッシュバック!
GMO とくとくBB
ドコモ光

 

GMOとくとくBB ドコモ光

※1 ドコモ光と同時に対象の映像サービスを申し込むとキャッシュバックが適用。連絡希望日を平日14〜17時に指定すると500円増額。

※2:2019年・2020年オリコン顧客満足度調査プロバイダ広域企業

ドコモ光に関するよくある質問

そもそもプロバイダとは?

プロバイダは、回線事業者が提供している光回線をインターネット接続するための事業者です。

通常であれば、光回線とプロパイダのどちらも契約が必要ですが、ドコモ光の場合は光回線とプロバイダがセットになっているため、別途契約する必要がありません。

ドコモ光の特徴は?

ドコモ光のプロバイダには全24種類のプロバイダがあり、大きく「タイプA」と「タイプB」に分かれています。

タイプAとタイプBでは月額料金が異なり、タイプAの方が月額料金が220円(税込)安く利用することが可能です。

ドコモ光の単独タイプとは?

単独タイプは、光回線とプロバイダがセットになっていないタイプで、この単独タイプを利用する場合は、別途プロバイダの契約が必要です。

タイプAやタイプBと比べると単独タイプは、別途プロバイダの利用料金が発生するので、比較的料金が高くなりやすいことは注意したいポイントでしょう。

ドコモ光のプロバイダを選ぶポイントは?

プロバイダを選ぶうえで、月額料金を安く利用したいという人はタイプAがおすすめです。

また、プロバイダごとに通信速度が異なるので、速度を重視したい人は平均速度を比較してみてください。

ドコモ光のプロバイダ独自のキャンペーンは?

ドコモ光の一部のプロバイダでは、独自にキャッシュバックやポイント還元などのキャンペーンを実施しています。

他にも、Wi-Fiルーター無料レンタルや、セキュリティソフト1年無料、訪問設定サービス初回無料などのサービスを利用できるプロバイダもあります。

ドコモ光 1ギガの料金プランは?

ドコモ光 1ギガは、最大速度1Gbpsの速度が利用できる料金プランで、マンションタイプは2年定期契約で月額4,400円(税込)から利用できます。

戸建ての場合は、2年定期契約で月額5,720円(税込)から利用できます。利用する建物によって料金が異なるので、間違えないようにしましょう。

ドコモ光 10ギガの料金プランは?

ドコモ光 10ギガは、最大速度10Gbpsの高速通信が利用できる料金プランで、2年定期契約で月額6,930円(税込)から利用できます。

ドコモ光 10ギガの場合は、提供エリアや選べるプロパイダが、1ギガと比較して限られているので注意しましょう。

まとめ

今回は、ドコモ光のプロバイダについて解説しました。

ドコモには全24種類のプロバイダがあり、プロバイダによって月額料金や特典などが異なります。

また、通信速度もプロバイダによって異なるので、平均速度などもチェックしながら選ぶことが重要と言えるでしょう。

ぜひ自分に合ったプロバイダを見つけて、ドコモ光を始めてみてください。
WEB申込で20,000ptプレゼント
ドコモ光
WEB限定特典はこちら
・本記事の内容は、本記事内で紹介されている商品・サービス等を提供する企業等の意見を代表するものではありません。
・本記事の内容は、本記事内で紹介されている商品・サービス等の仕様等について何らかの保証をするものではありません。本記事で紹介しております商品・サービスの詳細につきましては、商品・サービスを提供している企業等へご確認くださいますようお願い申し上げます。
・本記事の内容は作成日または更新日現在のものです。本記事の作成日または更新日以後に、本記事で紹介している商品・サービスの内容が変更されている場合がございます。
・本記事内で紹介されている意見は個人的なものであり、記事の作成者その他の企業等の意見を代表するものではありません。
・本記事内で紹介されている意見は、意見を提供された方の使用当時のものであり、その内容および商品・サービスの仕様等についていかなる保証をするものでもありません。
・ポケットWiFi(Pocket WiFi)とは、ソフトバンク社が販売・提供するモバイルWiFiルーターの登録商標(商品名)になります。
おすすめの記事