
自分の好きな時にデータをチャージして使える「povo2.0」は、これまでのスマホにない新しい料金プランで注目を集めています。
povo2.0は月額基本料金が無料なので、利用を検討している人も多いでしょう。
とはいえ「すっと無料のまま使える?」「0円運用の仕方や注意点を詳しく知りたい」このような疑問を持っていて、なかなか踏み出せずにいませんか?
そこでこの記事では、povo2.0を0円で運用するポイントや注意点について解説します。

目次
povo2.0は0円運用可能!まずは基本情報をチェック
- 月額基本料金0円
- 好きな時にデータをトッピング
- トッピングなしでもデータ通信可能
- 通話やコンテンツのトッピングも
「povo2.0」は、au回線が利用できるオンライン専用の格安SIMで、月額基本料金0円から利用を始められます。
データトッピングの利用が終了しても、送受信最大128kbpsでデータ通信が可能です。
データトッピング以外に発生する料金としては国内通話料があり、30秒につき22円(税込)の料金が発生します。

月額基本料金 | 0円 | |
---|---|---|
データトッピング(税込) | 1GB(7日間) | 390円 |
3GB(30日間) | 990円 | |
20GB(30日間) | 2,700円 | |
60GB(90日間) | 6,490円 | |
150GB(180日間) | 12,980円 | |
データ使い放題(24時間) | 330円 | |
国内通話料(税込) | 22円/30秒 |
povo2.0を0円運用する方法
povo2.0では、使い方次第では月額0円での運用ができます。
好きなタイミングでデータトッピングができますが、データトッピングをしなくても低速(送受信最大128kbps)でのデータ通信が可能だからです。
高速通信を利用する場合でも長期間利用できるトッピングを購入すれば、翌月以降からの0円運用が可能です。
例えば、90日間60GBのデータを利用できるトッピングを購入すれば、購入した翌月と翌々月は高速通信を月額0円で運用できます。

povo2.0を0円運用するポイント
- 通話はLINEなどを活用する
- 自宅ではWi-Fiに接続する
- 180日以内にトッピングを購入する
- サブ回線としての利用にもおすすめ
- おともだち紹介プログラムを活用する
通話はLINEなどを活用する
povo2.0では30秒で22円(税込)の通話料が発生するので、0円運用をするためには標準の通話サービスを利用しないことが大切です。
LINEはLINE間のメッセージや通話を無料で使用できるため、povo2.0で活用することで0円運用が可能になります。

自宅ではWi-Fiに接続する
povo2.0で0円運用をするためには、送受信速度が128kbpsに制限されてしまうので、可能な限りWi-Fiに接続するようにしましょう。
通信速度が128kbpsに制限された状態の場合、SNSの閲覧や動画視聴などが思うように利用できないので注意が必要です。

180日以内にトッピングを購入する
povo2.0で0円運用をする際に気をつけておきたいポイントが、180日以内に必ず有料トッピングを購入するということです。
裏を返せば、180日以内に1度でも有料トッピングを購入すれば、利用停止や契約解除はありません。
1日分だけトッピングしたいという場合には、330円(税込)の「データ使い放題」がお得です。

サブ回線としての利用にもおすすめ
povo2.0は基本料金0円で利用でき、適宜データを購入して高速通信を使用できるようにするので、2回線目(サブ回線)としての利用もおすすめです。
普段メイン回線を使用してpovo2.0を0円運用しておき、旅行や出張などデータをたくさん使いたい時だけ「データ使い放題」をトッピング利用するなどの使い方ができます。

おともだち紹介プログラムを活用する
povo2.0では、紹介した人がpovo2.0を始めるとギガがプレゼントされる「おともだち紹介プログラム」を実施しています。
また、これからpovo2.0を始めるという人は、povo2.0のユーザーの紹介で始めればデータ使い放題が1回付与され、データトッピング購入でボーナスも受けられます。

povo2.0を利用するメリット
- 好きな時にデータチャージできる
- データ使い放題トッピングがある
- 通信速度が安定している
好きな時にデータチャージできる
povo2.0の大きなメリットのひとつが、基本料金0円で好きな時にデータチャージができることです。
リモートワークやオンライン授業で自宅にいる時間が多く、スマホはほとんどWi-Fiを利用しているという人であれば、0円運用も可能といえるでしょう。

データ使い放題トッピングがある
povo2.0は、データ使い放題のトッピングが利用できる点もメリットです。
テザリングにも対応しているので、24時間データ使い放題を購入すればパソコンやゲーム機でデータ容量を気にせずインターネットを利用できます。

通信速度が安定している
povo2.0は、au回線の安定した通信速度が利用できます。利用者の速度測定結果が分かる「みんなのネット回線速度(みんそく)」によると、2022年7月時点での平均速度は下記の通りです。
平均下り速度 | 81.3Mbps |
---|---|
平均上り速度 | 14.9Mbps |
格安SIMへの乗り換えで速度面が不安という人は、povo2.0への乗り換えをおすすめします。
みんそくによると、povo2.0は平均下り速度が80Mbpsを超えているので、SNSや動画視聴などの基本的なインターネットは快適に利用できるでしょう。

povo2.0を利用するデメリット・注意点
- 完全な0円運用はできない
- 乗り換え時には動作確認端末を確認する
- 手続きやサポートはすべてオンライン
完全な0円運用はできない
これまで解説してきた通りですが、povo2.0は180日以上有料トッピングを購入しないと利用停止や契約解除となる場合があるので、完全な0円運用はできません。
また、0円運用時の速度は送受信最大128kbpsなので、インターネットの利用に不便に感じることがあるでしょう。

乗り換え時には動作確認端末を確認する
povo2.0では端末の販売を行なっていないので、povo2.0で使用するスマホは自分で用意する必要があります。
また、新しくスマホを購入したいという人も、購入前に動作確認端末かどうか確認することが大切です。動作確認端末は、povo2.0公式サイトから確認できます。

手続きやサポートはすべてオンライン
povo2.0は、オンライン専用プランなので、申し込み手続きやサポートは全てオンラインです。
サポートは9〜21時のチャットサポートのみ利用できます。

povo2.0に申し込む手順
新規契約
- 動作確認端末か確認する
- 必要なものを用意する(本人確認書類など)
- 申し込む
- SIM開通手続きをする
新規契約の場合は、povo2.0で利用するスマホを購入しておく必要があります。動作確認済みの端末か、事前に確認したうえで申し込みましょう。
また申し込みにはpovo2.0で登録するメールアドレスも必要になるので、フリーメールなどで作成しておきましょう。キャリアメールでは登録できません。
povo2.0アプリから申し込みを行います。申し込み完了後、SIMカードが届き次第端末のSIM開通手続きをしましょう。

他社からの乗り換え
- 動作確認端末か確認する
- 必要なものを用意する(本人確認書類など)
- MNP予約番号を取得
- 申し込む
- SIM開通手続きをする
他社かの乗り換えと新規申し込みの大きな違いは、「MNP予約番号の取得」の有無です。
MNP予約番号を利用中の携帯電話会社で取得し、povo2.0への申し込み時にその番号を入力すれば、携帯電話番号を引き継ぐことが可能です。
また他社からの乗り換えの場合、キャリアメールが無料で利用できなくなります。
大手キャリアからの乗り換えでpovo2.0でもキャリアメールを使いたい人は、各キャリアが実施している有料のメール持ち運びサービスを利用しましょう。

povo1.0からの変更
- 動作確認端末か確認する
- 必要なものを用意する(クレジットカード情報など)
- au ID認証と、povo2.0のアカウント作成
- 申し込む
- SIM開通手続き
povo1.0は、povo2.0の前に提供されていたサービスです。MNP予約番号を取得すると、povo1.0からの変更ができないので注意しましょう。(MNP予約番号はキャンセル可能です。)
povo1.0からの変更の場合は、本人確認書類は不要で、クレジットカード情報とpovo2.0に対応している端末だけで申し込めます。

auからの乗り換え
- 動作確認端末か確認する
- 必要なものを用意する(クレジットカード情報など)
- au ID認証と、povo2.0のアカウント作成
- 申し込む
- SIM開通手続き
auからの乗り換えの流れは、povo1.0と同じような流れになっています。MNP予約番号を取得すると申し込めないので、注意しましょう。

povo2.0はこんな人におすすめ
- スマホを0円運用したい人
- 大手キャリアから乗り換える人
- 月に使うデータ量に差がある人
- 自宅ではWi-Fiを利用できる人
- サブ回線として利用したい人
povo2.0は、月額基本料金が0円なので、0円でスマホを運用したい人におすすめです。ただしずっと0円で使えるわけではなく、180日以内に必ず有料トッピングの購入が必要となります。
自分で必要に応じてデータトッピングを購入するので、月によって使用するデータ量に差があるという人にも向いています。
自宅でスマホを使う際にはWi-Fiを活用することで、使用するモバイルデータ量が節約できるので、料金がよりお得になるでしょう。

まとめ
今回は、povo2.0を0円で運用するポイントや注意点について解説しました。
povo2.0は月額基本料金が0円で、データトッピングは好きなタイミングで購入できるので、月額0円での運用は十分可能です。
ただし、0円運用は速度が大幅に制限され、180日以内に有料トッピングの購入が必要などの注意点もあります。
