月額2,970円(税込)で20GBのデータ量を利用できるahamo。格安ながらドコモ回線の利用で通信も安定しており、切り替えを検討している人もいるでしょう。
ahamoでは2021年9月より、SIMカードだけでなくeSIMも利用できるようになり、ますます注目を浴びています。
とはいえ「ahamoを利用するときは、SIMカードとeSIMのどっちがいいの?」「eSIMの開通時間はどれくらい?」という人も多いのではないでしょうか?
そこでこの記事では、ahamoでeSIMを利用するメリットやデメリット、eSIMをおすすめしたい人の特徴などについて解説します。
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SIMカードとeSIMどっちがいい?向いている人を分析
SIMカードとeSIMのどっちがおすすめかというと結論、人それぞれの持っているスマホや環境によって変わってきます。
以下ではSIMカード・eSIMそれぞれのおすすめな人をまとめてみたので、参考にしてみてください。
SIMカードが向いている人
- スマホにあまり慣れていない人
- 利用中のスマホがeSIMに対応していない人
- どちらを選べば良いか分からない人
SIMカードは、eSIMと比べると乗り換えや機種変更の手続きがシンプルなので、スマホにあまり慣れていない人に向いています。
また、eSIMは対応機種が少ないので、非対応機種を利用していてスマホの買い替えを考えていない人はSIMカードを利用する必要があります。
eSIMが向いている人
- eSIMに対応している機種を使っている人
- iPhoneをデュアルSIMとして活用したい人
- スマホの設定などを1人でもできる人
- すぐに乗り換えたい人
- Wi-Fi環境が整っている人
eSIMを利用する際は、大前提としてeSIM対応の機種を持っていなければなりません。ahamoでeSIMを利用する際には、公式サイトからeSIM対応機種かどうかを確認しておきましょう。
最短即日で乗り換えられる点も強みなので、すぐにahamoへ乗り換えたいという人はSIMカードよりもeSIMが向いているでしょう。
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【eSIMとは?】2021年9月からahamoでもeSIMに対応
ahamoは、2021年9月からeSIMにも対応しています。eSIMとは、スマホの端末本体に内蔵されているSIMのことです。
現在も利用されている物理的なSIMカードは小型のチップで、携帯電話会社やスマホを変更する際には入れ替えが必要です。
一方で、eSIMはスマホに直接内蔵されているので、乗り換えや機種変更時の入れ替え作業は必要ありません。
ahamoでeSIMを利用するメリット
ここでは、ahamoを利用する際にSIMカードではなくeSIMを利用するときのメリットについて紹介します。
どっちがいいか比較したい方はデメリットも含め、参考にしてみてください。
- 申し込みから最短で即日利用可能
- 破損や紛失の心配がない
- iPhoneをデュアルSIMとしても活用できる
- 海外渡航時にも活躍する
申し込みから最短で即日利用可能
ahamoでeSIMを利用する大きなメリットのひとつが、開通までの早さです。ahamoのeSIMを使えば、申し込みから最短1時間で利用を始められます。
eSIMの場合は、SIMが既にスマホに内蔵されているので、回線の切り替えや初期設定をすぐに始めることが可能です。
破損や紛失の心配がない
SIMカードは小型の精密機器なので、取り扱いを間違えると紛失や故障の可能性があります。一方で、eSIMは本体にSIMが内蔵されているので、紛失の恐れはありません。
iPhoneをデュアルSIMとして活用できる
デュアルSIMとは、1台のスマホに2枚のSIMを使用できる機能で、1台で2つの電話番号や異なる回線を利用できる点が特徴です。
ahamoのeSIMに申し込んで、他の携帯電話会社のSIMカードを利用すれば、iPhoneをデュアルSIMとして活用できます。
海外渡航時にも活躍する
ahamoは、国内使用量を含めて20GBまでの海外高速通信が無料(15日を超える場合には速度制限あり)で利用できます。
15日以内の利用などはahamoだけでも十分ですが、もしデータが足りなくなった時は、プリペイドタイプのSIMカードを活用してデータ通信を補いましょう。
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ahamoでeSIMを利用する際のデメリット・注意点
メリットの多いeSIMですが、ahamoで利用する際にはいくつか注意しなければならない点もあります。
- 対応機種が少ない
- SIMロック解除が必要な場合がある
- デュアルSIM(DSDS)は動作保証対象外
- 乗り換え時にはWi-Fi環境が必要
対応機種が少ない
ahamoでeSIMを利用する際は、事前に対応機種を確認しておきましょう。eSIMはSIMカードと比べると対応機種が少ないので、注意が必要です。
・iPhone 13/13 mini/13 Pro/13 Pro Max
・iPhone 12/12 mini/12 Pro/12 Pro Max
・iPhone 11/11 Pro/11 Pro Max
・iPhone XS/XS MAX
・iPhone XR
・iPhone SE(第3世代)
・iPhone SE(第2世代)
・11インチiPad Pro(第3世代)
・11インチiPad Pro(第2世代)
・11インチiPad Pro(第1世代)
・12.9インチiPad Pro(第5世代)
・12.9インチiPad Pro(第4世代)
・12.9インチiPad Pro(第3世代)
・iPad Air(第5世代)
・iPad Air(第4世代)
・iPad Air(第3世代)
・iPad(第9世代)
・iPad(第8世代)
・iPad(第7世代)
・iPad mini(第6世代)
・iPad mini(第5世代)
・AQUOS R7 SH-52C
・Xperia 1 IV SO-51C
iPhoneは多くの機種が対応していますが、Androidスマホはドコモで販売されている「AQUOS R7 SH-52C」と「Xperia 1 IV SO-51C」の2機種のみです。
利用する手順
SIMロック解除が必要な場合がある
ソフトバンクやauで購入したiPhoneでahamoのeSIMを利用する場合には、SIMロックの解除が必要です。
SIMロックは購入先の携帯回線のSIMカードを挿入した場合のみ動作するようになる機能制限のことで、異なる回線のSIMカードを利用する場合には解除手続きをしなければなりません。
SIMロック解除は、購入した携帯電話会社で手続きが必要なので、ahamoへ申し込む前に手続きをしましょう。
デュアルSIM(DSDS)は動作保証対象外
ahamoでは、SIMカードとeSIMを同時に利用するDSDS(デュアルSIMデュアルスタンバイ)は動作保証対象外なので、サポートを受けることができません。
DSDS(デュアルSIMデュアルスタンバイ)は、2枚のSIMで2回線の着信を同時に待ち受けできる機能で、SIMを切り替える必要がないタイプのデュアルSIMです。
利用する手順
乗り換え時にはWi-Fi環境が必要
ahamoのeSIMへ乗り換える際には、初期設定時にWi-Fiが必要です。インターネット環境が整った状態で作業を行いましょう。
ahamoに回線を切り替える手続きが完了すると、そこからモバイル通信を利用できるようにするためのプロファイルのダウンロードを行うまでは、モバイル通信が利用できません。
他社からahamoのeSIMに変更する手順
1申し込み・回線切り替え手続き
他社の携帯電話会社から乗り換える場合には、申し込み後にまず回線切り替えが必要です。「eSIM利用開始手続きのご案内」というメールが届いたら手続きを開始しましょう。
2ahamoにログインする
ahamoのアプリ、または公式サイトのログインページを開きます。アプリの場合は、「配送状況・開通へ」を選択して、受付番号や携帯電話番号、暗証番号を入力してログインしましょう。
3「回線切り替え」を選択して開通情報を確認する
開通手続きに必要な手順を確認してから、「回線切り替えへ」を選択すると開通情報を確認するページへ移ります。
開通する電話番号に誤りがないかや注意事項を確認して、ページ下部にある「回線切り替えを行う」を選択しましょう。
4eSIMプロファイルのダウンロード
回線切り替え後には、ahamoのデータ通信を可能にするためにプロファイルのダウンロードを実施します。
また、QRコードを表示するためのパソコンや別のスマホが必要なので、あらかじめ用意しておきましょう。QRコードは公式サイトのeSIM開通の手順ページで確認できます。
iPhoneの場合
- Wi-Fiに接続する
- eSIMの設定を行う(QRコードの読み取り)
- モバイル通信プランを追加してアクティベートする
iPhoneでWi-Fiに接続したら、設定アプリから「モバイル通信」を選択して、モバイル通信プランの追加を行います。
QRコードを表示する端末がない場合やQRコードが読み取れない場合には「詳細情報を手動で入力」を選択して、公式サイトのeSIM開通の手順ページからアドレスをコピーして入力します。
QRコードの読み取りが完了するとページが移動するので、「モバイル通信プランを追加」を選択します。
Androidの場合
- Wi-Fiに接続する
- eSIMの設定を行う(QRコードの読み取り)
- eSIMのオンオフを切り替える
AndroidスマホをWi-Fiに接続したら、設定アプリのネットワークとインターネットから「モバイルネットワーク(ネットワークを追加)」を選択します。
AndroidスマホもiPhoneと同様に、QRコードが読み取れなくてもアドレスの手動入力が可能です。
5再起動後に発信テストを行う
eSIMプロファイルのダウンロードが完了したら、一度端末の再起動を行いましょう。
再起動後に、発信テスト用番号(111/通話料無料)に発信して、問題なく通話が利用できていれば乗り換え手続きは完了です。
ahamoのSIMカードからeSIMに切り替える手順
- ahamoにログインする
- dアカウントでログインする
- メニューの「その他の手続き」→「eSIM発行・再発行のお手続き」を選択
- eSIM情報を入力する
- 入力内容を確認して注文する
- プロファイルのダウンロードを実施する
現在ahamoをSIMカードで利用している人も、オンラインで手続きをすればeSIMの発行が可能です。SIMカードからeSIMへ切り替える際の料金は無料です。
発行するeSIMの利用機種は「新しい機種(持ち込み)でeSIM発行」を選択して、内容を確認すると注文が完了します。
注文完了後は、他社からの乗り換えの場合と同じ流れで、プロファイルのダウンロードが必要です。
まとめ
今回は、ahamoでeSIMを利用するメリットやデメリット、eSIMがおすすめな人の特徴などについて解説します。
ahamoのeSIMは、最短即日で利用開始できる点や、故障や破損の心配がない点、デュアルSIMが使用できて海外渡航時にも活用できる点などがメリットです。
ただし、Androidスマホの対応機種が少ないことや乗り換え時にWi-Fiが必要といった注意点もあるので、事前に確認しておきましょう。