
今回は海外で利用できるおすすめの格安SIM4選を比較&紹介します。
海外旅行時、道に迷ったときに欠かせないスマートフォン。しかし、「今使っている格安SIMが海外で使えるのかわからない」「通信費がとても高そう」という方も多いと思います。
格安SIMの種類によって海外での通信費を安く抑えることができるため、海外旅行時にデータ通信を安く利用したい方は、ぜひ参考にしてみてください。

おすすめ格安SIM
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格安SIMは海外で使える?
結論!条件が合えば渡航先でも格安SIMの利用は可能
一般的に、海外の通信キャリアを利用し、通話やデータ通信を行うことを「海外ローミング」または「国際ローミング」と呼びます。
そのため、海外旅行をする前は、現在お使いの格安SIMが海外に対応できるか確認する必要があります。

おすすめ格安SIM
海外ローミングに対応しているおすすめ格安SIM4選
海外旅行や出張におすすめな格安SIM4選を紹介します。
元々リーズナブルな格安SIMの中でも、特に安く利用できる4つを選出したのでぜひチェックしてみてください。
1.楽天モバイル
- 海外ローミングは毎月2GBまで無料
- RakutenLinkアプリ同士であれば国際通話料・国際SMS料を共に無料
- 旅行先で高速データ容量2GBを超えてしまった場合は最大128kbpsを使いたい放題
楽天モバイルで海外ローミングする際、事前申し込みは不要。

SMSであれば、対象の国と地域の電話番号へ送信することや、相手がアプリ未利用者でも海外から日本の電話番号へ送信することは無料で行えます。

※なお、追加分の有効期限は購入日より31日間となります。
- 海外への渡航の前に、国内でRakuten Linkを認証が必要
- 現地事業者の事情により、接続困難な場合があります。
- データ消費が「データ利用量」としてカウントされます。
- 海外の対象国と地域以外は、Wi-Fi接続時のみ利用可能
- データ通信(海外ローミング)のサービスエリア・提供条件は予告なく変更になる場合があります。※対象エリアをご確認ください。
海外で利用時の料金 | 毎月2GB無料 超過した場合1GBあたり500円(不課税) |
申し込み | 不要 |
データ通信量 | 1GBにあたり500円 |
低速時のデータ通信量 | 最大128kbps |
データ無制限3,278円/月
2.ahamo
- 月額2,970円(税込)の20GB分まで利用可能
- 20GB超過時は国内で利用する場合と同じく、最大通信速度が1Mbpsに制限
ahamoの格安SIMで海外ローミングする際、事前申し込みは不要。
- 海外で最初にデータ通信した日(日本時間)を起算日として15日経過後の日本時間0時以降、速度制限(送受信最大128kbps)がかかります。
※本速度制限は、利用可能データ量を追加購入しても日本に帰国しデータ通信を行うまで解除されません。 - 容量上限は国内利用分と合わせてのギガ数
料金 | 月額2,970円(税込) |
申し込み | 不要 |
データ通信量 | 20GB |
低速時のデータ通信量 | 1Mbps |
公式サイトはこちら
3.Y!mobile・LINEMO
Y!mobileとLINEMOは、ソフトバンクのサブブランドとなるため海外ローミングの申し込み方法は同じ形となります。
- 海外あんしん定額と海外パケットし放題の2つ
- 両方申し込みは必須ですが、海外パケットし放題は月額無料
- Y!mobileの公式ホームページでは、海外あんしん定額がオススメ
Y!mobileとLINEMOの格安SIMで海外ローミングする際、事前申し込みが必要。
最大15,000円相当還元
海外あんしん定額
海外あんしん定額の適用条件は対象プランへ加入の上、世界対応ケータイへお申込みいただくことが必要になります。

ギガ数増量期間は 2022年7月13日~2023年7月12日ご利用開始分までです。
定額国Sの海外あんしん定額では、1MB:1,980円、5MB:9,800円、10MB:19,600円となります。(1MB=0.001GB)
定額国L※1 (税込) | 24時間プラン:3GB 980円 (通常:1GB 980円) |
72時間プラン:9GB 2,940円 (通常:3GB 2,940円) | |
定額国S※2 | 1MB:1,980円 |
5MB:9,800円 | |
10MB:19,600円 |
最大15,000円相当還元
海外パケットし放題
海外パケットし放題は、世界対応ケータイへの申し込みが必要となり、月額料金は無料となります。
ただし、ご契約状況によってはお申し込みいただけない場合があります。

海外パケットし放題を利用する前だと1日0円~51,199円となりますが、利用した後は1日最大1,980円でデータ通信を利用できます。
申し込みをしておくことで、帰国時に高額請求されることもないですね。
適用前 | 適用後 | |
25MBまで | 0円~51,199円/日 | 0円~1,980円/日 |
25MB以上 | 2,980円~51,200円/日 | 2,980円/日 |
定額国S バハマ、パレスチナ、ジンバブエ、イラン、ミクロネシア、ジブチ、アンドラ、レバノン、ベリーズ、ニューカレドニア、パラオ
- プラン利用開始後キャンセル不可
- 海外先での通話料・通信料は国内の料金プランおよび無料通信・各種定額(パケットし放題などの定額サービスを含む)・割引サービスの対象外となります。
- 海外先でサーバーメール操作(リスト更新・メール削除等)する場合や、一部留守番電話サービスに料金がかかります。
- 端末の操作を行わなくても自動的にデータ通信が発生する場合があります。その際、通信料が発生し、高額になる場合もあります。メールを受信する際は「手動受信」へ設定の変更をおすすめします。
- 海外先で着信し、応答した場合は相手先に関わらず着信料がかかります。
- 海外ローミング中の携帯電話から海外ローミング中の携帯電話に通話した場合の料金は、発信者に「日本宛料金」、着信者に「着信料」がかかります。
- ご利用金額が高額になるなど一定額を超えたことを確認し、ご利用停止にすることがあります。
- 海外パケットし放題のご利用は必ず「手動」で定額対象事業者への設定を行ってください。
料金 | 【海外あんしん定額】 定額国L 24時間プラン 3GB 980円 (通常:1GB 980円) 72時間プラン 9GB 2,940円 (通常:3GB 2,940円) 定額国S |
【海外パケットし放題】 25MBまで 適用前は0円~51,199円 適用後は0円~1,980円/日 25MB以上 | |
申し込み | 共に必要 |
データ通信量 | 【海外あんしん定額】 定額国L 3~9GB (通常1~3GB) 定額国S |
【海外パケットし放題】 25MBまで 25MB以上 | |
低速時のデータ通信量 | 【海外あんしん定額】 128kbps |
【海外パケットし放題】 データプラン50GB +の場合 3Mbps〜5Mbps その他 未定 |
最大15,000円相当還元
4.UQモバイル
- 世界データ定額と海外ダブル定額の2つ
- 世界データ定額ではエリア限定で早割キャンペーン中
UQモバイルは、「くりこしプラン+5G」にご加入いただいていることを条件に、世界データ定額と海外ダブル定額2つのどちらかを利用すること可能です。

公式サイトはこちら
世界データ定額
世界データ定額とは、いつものスマホがそのまま海外150以上の国・地域で使えるサービスです。
また、ご利用量の上限または購入データ容量を超過した場合、送受信最大128kbpsとなります。

現在UQモバイルではエリア限定で早割キャンペーンを行っており、料金は下記の通りとなります。
事前予約 (早割対象国) | 事前予約 (早割対象外国) | 事前予約なし |
490円/日 | 690円/日 | 980円/日 |
※表の価格は全て税込表記です。
世界データ定額をご利用しない場合は「世界データ定額 拒否オプション」への申し込みが必要となり、海外ダブル定額へ自動的に切り替えられます。
公式サイトはこちら
海外ダブル定額

海外ダブル定額を利用する場合「世界データ定額 拒否オプション」への申し込みが必要です。
渡航先でのパケット通信料は約24.4MBを1日最大1,980円でご利用でき、1日最大2,980円で使い放題になります。
約24.4MB | 使い放題 |
1日最大1,980円 | 1日最大2,980円 |
また、定額とは1日の定額料金とし、月額制の定額料ではありません。
- 「くりこしプラン+5G」にご加入いただいていることが条件
- 世界データ定額での通信量は、「くりこしプラン+5G」の月間データ容量・データチャージの容量購入分から消費されます。
- 事前予約をしない場合は980円/日
- 世界データ定額は利用開始時間から3GBを超えた場合は次の24時間の開始時までに送受信最大1Mbps
- 世界データ定額はご利用量の上限または購入データ容量を超過した場合、送受信最大128kbps
- 海外ダブル定額は渡航先の現地時間でなく、日本時間の1日 (0:00~23:59まで) の通信に対する課金となります。
- 音声通話、テレビ電話、SMS(Cメール)/国際SMSのご利用は別途料金がかかります。
料金 | 【世界データ定額】 事前予約(早割対象国) 490円/日 事前予約(早割対象外国) 690円/日 事前予約なし 980円/日 |
【海外ダブル定額】 約24.4MB 1日最大1,980円 使い放題 1日最大2,980円 | |
申し込み | 【世界データ定額】 不要 |
【海外ダブル定額】 「世界データ定額 拒否オプション」への申し込みが必要 | |
データ通信量 | 【世界データ定額】 3GB |
【海外ダブル定額】 約24.4MB~ | |
低速時のデータ通信量 | 【世界データ定額】 利用開始より3GBを超えた場合 1Mbps 購入上限超過した場合 128kbps |
【海外ダブル定額】 記載なし |
公式サイトはこちら
海外で格安SIMを使うメリット・デメリット
海外で格安SIMを使うメリット
- 現在使用のスマートフォン・格安SIMを交換する必要がなく、そのまま海外現地で使える
- 現在使用の電話番号を海外現地で利用できる
- 利用する格安SIMによって事前申し込みをした場合、割引されるプランがある
海外で格安SIMを使うデメリット
- 音声通話のみでデータ通信できないものがある
- 音声通話やビデオ通話を利用する際、国内通話料より割高になる
- 渡航先の通信事情により、提携する事業者や地域・都市が変更になる場合や利用できない場合がある
おすすめ格安SIM
海外でデータ通信を利用する方法
日本の格安SIMカードを利用する
気になるのは、今使えるスマートフォンが現地で使えるかどうかですよね。
昔と比べると、海外用ポケットWi-Fiのように荷物になることがなく、価格によっては割安な定額プランを利用できるようになったといわれています。
そのため、海外ローミングを行う際は事前に利用している格安SIMカードの契約内容やプランを調べる必要があります。
おすすめ格安SIM
公共・交通機関のWi-Fiを利用する
海外先によってはどこの施設でもWi-Fi環境が整っているため、海外ローミングするのにお金をかける必要がない場合もあります。
しかし、全ての渡航先に無料Wi-Fiが整っているわけではありません。それは、国や場所・地域によっては電波が通っていないところもあるからです。

おすすめ格安SIM
海外用ポケットWi-Fiを利用する
大人数で旅行をする場合や、インターネットの接続を簡単に行いたい場合は、海外用ポケットWi-Fiの利用が便利でしょう。

ただ、常に荷物として運ばなければならないことや、格安SIMより費用が高いのがネックになるため、目的に応じてレンタルすべきかどうか考える必要があります。
おすすめ格安SIM
現地のSIMカードを利用する
そもそも現地のSIMカードは、日本の通信代金と比べるととても安いです。
現地のSIMカードは、日本のSIMカードのようにデータ容量を完全消費することや、すぐに追加購入する可能性が低くなりますが、到着後にすぐに利用できない不便さがあります。
また、現地で購入する場合は現地の言語に慣れていることが必要です。

おすすめ格安SIM
渡航先で海外ローミングする際の注意3点
1.海外対応のスマートフォンかどうか確認する
海外ローミングに対応している格安SIMでもスマートフォン本体が海外に対応していないこともあります。

スマートフォン本体が対応していなければ、SIMカードが海外ローミングに対応していても通話やSMSの利用できません。
データ無制限3,278円/月
2.スマートフォンの事前準備をする
海外ローミングを行うには、スマートフォン各本体によって出国前に設定しなければならないものがあります。

データ無制限3,278円/月
3.通話料・SMS送受信料が高額なことに注意
海外先で通話やSMSの連絡手段を使う際、料金設定が一般的に国内料金よりも割高に設定されています。
また金額についても、格安SIMによって変わるため事前に確認が必要です。

データ無制限3,278円/月
渡航時の格安SIMについてよくある質問
海外旅行時、楽天モバイルの格安SIMを利用する場合は他の格安SIMと違い、2GBを毎月無料で手に入れることができます。また、2GBを使い切ってしまった場合は、いつでも好きなときに1GBを500円(不課税)で手に入れることができます。
さらに、一般的に海外で通話とSMSを利用すると料金が割高になるところ、RakutenLinkアプリ同士だと通話とSMSが無料になります。
ただ、スマートフォンには「バックグラウンド通信設定」というものがあります。 この設定がONのままだと自動的にアプリの更新されるため、想定外の料金を請求されてしまいます。
海外旅行前には「バックグラウンド通信設定」はOFFにしておくことをおすすめします。
旅先ではあえて時間帯をずらして利用すると良いかもしれません。
ただし、利用してからの影響は自己責任となります。安全性を考慮した面でいいますと、無料Wi-Fiでもパスワード設定が行えるものを推奨します。
セキュリティ面の不備があった場合、個人情報を盗まれたり、ウイルス感染される可能性があります。
まとめ
今回は、おすすめの格安SIMや格安SIMを海外で使う上でのメリット・デメリット、使う上で注意すべき3点をご紹介しました。
他の格安SIMと比較すると、楽天モバイルは対象国・地域で毎月2GBを無料で使えるのが魅力的な点になります。海外で短期間旅行する方や、データ通信をあまり使う予定がない方にはおすすめです。
格安SIMを既に使っている方や今回を機に格安SIMの利用を検討されている方は、渡航先でスマートフォンと格安SIMが海外に対応しているのか徹底的に調べてからお得に海外旅行を楽しみましょう。
データ無制限3,278円/月