
格安SIMを契約する際にデータ通信についてよく分からない方も多いのではないでしょうか?
また、データ通信のみが利用できる「データSIM」がどんな特徴があるのか疑問に感じる方も多いでしょう。データ通信・パケット通信の違いについても分からないかもしれません。
そこでこの記事では、格安SIMで利用できるデータ通信について解説。最後にはデータSIMを契約する際におすすめの格安SIMも5社ピックアップして紹介します。
格安SIM7選

目次
データ通信とは?
データ通信とは、携帯会社が提供している通信回線を利用してインターネット通信を行うことです。
格安SIMでは、データ容量ごとにプランが分かれており、インターネット検索やアプリなどを利用する際に契約しているプランのデータ容量から使用したデータ通信量が引かれていきます。
ガラケーが普及していた時は、パケット通信と呼ばれることが一般的でしたが、現在ではデータ通信と呼ばれる場合が多いです。
データ通信とパケット通信はどちらも内容的には同じなので、サービスによって呼び方が違うことを認識しておけば問題ないでしょう。

格安SIM7選
データSIMの特徴
データSIMとは、データ通信専用のSIMのことを指します。データSIMの利用にあたり事前に知っておくべき特徴が3つあります。ここではデータSIMがどのようなものか、詳しく解説します。
月額基本料金が安い
データSIMは、他のSIMタイプと比較して利用できる機能が限られていることから月額基本料金が安い特徴があります。
また、月額料金が安いデータSIMと気になるオプションを組み合わせて契約しても便利に利用できるでしょう。

格安SIM7選
電話番号が発行されない
データSIMは電話番号を発行しないため、音声通話を行うことができません。そのため、電話番号を利用した通話を頻繁に行う方は、音声通話機能付きのSIMタイプを選ぶのがいいでしょう。
後から電話番号を取得することもできないので、SIMタイプは慎重に選ぶことが重要です。

格安SIM7選
データ通信しか利用できない
データSIMはデータ通信専用のSIMタイプであることから、音声通話を利用することができません。また、ショートメッセージを送受信できるSMS機能も搭載されていない場合があります。
音声通話とSMS機能を利用するためには、音声通話・SMS機能付きのSIMタイプを選ぶ必要があるでしょう。

格安SIM7選
データ通信専用SIMのメリット
音声通話SIMとデータSIMのどちらを利用するか迷ったときはメリットから決めるのもおすすめです。そこで、データSIMを利用するメリットを3つ紹介していきます。
1.月額料金が安くなる
音声通話・SMS機能を利用する機会が少ない場合は、データ通信のみを利用できるデータSIMに乗り換えることで月々の通信費を抑えることができます。
他のSIMタイプと比較しても1〜2割ほど月額基本料金が安いため、自分の使い方に合わせてデータSIMを検討してみてください。

格安SIM7選
2.メイン端末以外に利用できる
データSIMは、スマホ以外の端末で利用するSIMカードとして契約するのもおすすめです。
タブレットやパソコンなどがSIMカードに対応している場合は、インターネット接続をするための通信回線としてデータSIMを選ぶといいでしょう。
ただし、スマホやタブレットでは利用できる通信回線が限られている端末も多いので、対応している回線も確認することが重要になります。

格安SIM7選
3.モバイルルーターとして利用することができる
データSIMを、モバイルルーターの通信回線として利用することも可能です。
モバイルルーターでは、音声通話やSMSの機能が利用できないことからデータSIMとの相性も良いメリットがあります。
他のSIMタイプと比較して月額料金も安いため、データ容量の多いプランを契約してもいいでしょう。

格安SIM7選
データ通信専用SIMのデメリット
データSIMにはデメリットもあります。ここでは事前に知っておきたいデメリットや注意点を3つ紹介します。
1.音声通話ができない
データSIMは電話番号を発行しないことから、音声通話ができないことはデメリットの1つと言えるでしょう。
契約しているプランのデータ容量を消費することで通話ができるため、通話料金が必要ないインターネット回線を利用した通話サービスを利用するのも方法の1つです。

2.SMS機能が標準で付いていない
格安SIMでは、基本的にSMS機能付きのSIMタイプとデータ通信専用のSIMタイプに分けられていることからSMSを利用することはできません。
そのため、SMSの利用を検討しているなら、音声通話またはSMS機能付きのSIMタイプを選ぶといいでしょう。
また、オプションとしてSMS機能を付与する格安SIMもあるので、SMSを利用する場合はよく確認することが重要です。
3.緊急通報が利用できない
非常時に簡単な操作で、警察や消防などに連絡する緊急通報もデータSIMでは利用することができません。
緊急連絡が利用する機会は少ないですが、もしものために備えておきたいなら音声通話機能付きのSIMタイプを選ぶのがおすすめです。

データSIMがおすすめな人の特徴
データSIMのメリット・デメリットを紹介しましたが、どんな人にデータSIMは向いているのでしょうか?ここでは、データSIMがおすすめな方の特徴を3つ紹介します。
音声通話を利用しない人
インターネット回線を利用して通話を行う「LINE」や「Skype」などのサービスやIP電話をメインで利用する場合は、データSIMでも問題なく利用することが可能です。
また、インターネット回線を利用する通話ではビデオ通話が行えることもメリットになるでしょう。
ただし、インターネット回線を利用する通話・ビデオ通話は使用するデータ容量が増えるため、契約するプランのデータ容量は気をつける必要があります。

格安SIM7選
月額料金を安くしたい人
データSIMの月額基本料金は、音声通話SIMやSMS機能付きSIMと比較してもリーズナブルなことから月額料金を節約したい場合におすすめです。
音声通話・SMS機能を利用していないのであれば、データSIMへの乗り換えを検討してみてください。

格安SIM7選
インターネットを利用したい端末がある人
タブレットやSIMを搭載しているパソコンなどインターネットを利用したい端末がある場合は、データSIMを契約してみるのもおすすめです。
データSIMでは月額料金が安いため、接続する手間などを考えるとデータSIMを利用を検討してみてもいいでしょう。

データSIMが安い格安SIM7選
モバイル
※Sプランの場合
※タイプDの場合
ソフトバンク
事務手数料が無料
キャンペーン中
1円〜
申し込み限定!
初期費用がさらに割引+1年間1GB増量
相当還元
ポイントプレゼント
キャッシュバック
楽天モバイル
- 対象機種購入&新規申し込みで最大30,000円相当分ポイント還元※1
- 1GBまでの利用なら月額0円!※2
- どれだけ使っても月々最大3,278円(税込)
- 楽天回線エリアはデータ無制限
楽天モバイルは、1GBまでなら月額0円で利用することができる格安SIMです。さらに、20GB以上はどれだけ使っても月々最大3,278円(税込)のため、データを使いすぎてしまった月でも安心です。
人口カバー率97%を突破した※3楽天回線エリアなら、データ無制限で使うことができます。また、パートナー回線エリア(au)なら最大1Mbpsで使い放題です。

楽天モバイルには、無料で利用できる「Rakuten Link」が用意されています。番号の変更不要で、ほかの携帯電話会社のケータイ、固定電話を含む国内通話が無料でかけられます。
新プラン情報はこちら
データSIMの月額基本料金(税込) | 0円〜 |
データSIMで1ヶ月に利用できるデータ容量 | 1GB〜 |
契約事務手数料(税込) | 0円 |
速度制限時の速度 | 1Mbps(楽天回線エリア外) |
利用回線 | 楽天・au |
新プラン情報はこちら
※1:【キャンペーン期間】 2021年12月17日(金) 9:00~終了日未定。詳しくは楽天モバイル キャンペーンへ。※2:2回線目以降は3GBまで月額1,078円(税込)。※3:楽天モバイル公式サイト記載。2022年3月末時点。
出典:楽天モバイル公式サイト
mineo
- 大手3キャリアから好きな回線を選択できる
- 最大通信速度が1.5Mbpsで無制限の通信が可能なオプションを利用可能
- サポートが充実している
mineoは、大手3キャリアの中から好きな通信回線を選べる利点があります。
オプションの中には、最大通信速度が1.5Mbpsになる代わりに無制限でデータ通信を行える「パケット放題 Plus」も利用できるため通信容量が多い場合でも便利に使えるでしょう。

専用のコミュニティーサイトが利用できるなどサポート面も充実しているため、初めて格安SIMを利用する方にもおすすめです。
当サイトからmineoに新規申し込みをすると、契約事務手数料が無料に。
3,300円分トクしたい方は、下記ボタンからの申し込みがおすすめです♪
キャンペーン期間:2022年2月1日〜2022年5月31日
特典適用はこちら
データSIMの月額基本料金(税込) | 880円〜 |
データSIMで1ヶ月に利用できるデータ容量 | 1GB〜 |
契約事務手数料(税込) | 3,300円 |
速度制限時の速度 | 200kbps |
利用回線 | au・ドコモ・ソフトバンク |
特典適用はこちら
※mineoとの提携サイト限定のキャンペーン。指定のリンクからの申込のみ特典が適用されます。
出典:https://mineo.jp/
OCNモバイルONE
- 端末のセールが定期的に実施されている
- 使わなかったデータ容量は翌月に繰り越せる
- 節約モードを利用できる
OCNモバイルONEは、端末のセールが定期的に実施されていることから、端末を安く購入できる格安SIMです。
使用しなかったデータ容量を翌月に繰り越せるため、無駄なく利用できることもメリットになるでしょう。

高速通信と低速通信を切り替えて、データ容量の消費を減らせる「節約モード」も利用できるため、データ容量が少ないプランの契約もおすすめです。
データSIMの月額基本料金(税込) |
858円〜 |
データSIMで1ヶ月に利用できるデータ容量 | 3GB〜 |
契約事務手数料(税込) | 3,300円 |
速度制限時の速度 | 200kbps |
利用回線 | ドコモ |
iPhoneセットが1円〜
出典:https://www.ntt.com/personal/services/mobile/one.html
IIJmio
- データ容量とSIMタイプから好きなプランを選べる
- 月額料金が安い
- バースト機能を利用できる
IIJmioは、データ容量とSIMタイプから好きなプランを選べるメリットがあります。月額料金も安いため、料金を重視したい場合にもおすすめの格安SIMでしょう。

低速時も快適にインターネット通信が利用できるバースト機能を利用できるので、データ容量が少ないプランも便利に利用することができます。
データSIMの月額基本料金(税込) | 748円〜 |
データSIMで1ヶ月に利用できるデータ容量 | 2GB〜 |
契約事務手数料(税込) | 3,300円 |
速度制限時の速度 | 200kbps |
利用回線 | au・ドコモ |
限定キャンペーンはこちら
出典:https://www.iijmio.jp/
LIBMO
- 独自のサービスを展開している
- 多数のオプションが利用可能
- 最大通信速度が200kbpsの無制限プランを利用できる
LIBMOは、ポイントサービスなど様々な独自サービスを展開している格安SIMです。プランと同時に契約できるオプションも充実しているため、便利に利用できる場合も多いでしょう。

最大通信速度が200kbpsになりますが、無制限のプランも利用できるので、データ通信が多い場合は契約を検討してみるのもおすすめです。
データSIMの月額基本料金(税込) | 528円〜 |
1ヶ月に利用できるデータ容量 | 1GB〜 |
契約事務手数料(税込) | 3,300円 |
速度制限時の速度 | 128kbps |
利用回線 | ドコモ |
無制限プランが528円
出典:https://www.libmo.jp/
イオンモバイル
- 1GB月額528円(税込)〜
- 毎月のデータ通信容量は1GB単位で選べる
- 余った容量は翌月に繰り越し&容量変更は何度でも可能
イオンモバイルは月額528円(税込)〜6,908円(税込)まで豊富な料金プランが特徴な格安SIMです。自分の利用状況に合わせたプランを選ぶことができます。

最低利用期間の縛りがなく解約金も0円なので、気軽に始めることができるでしょう。全国200店舗以上のイオンで、申し込みやアフターサービスが受けられるため、初めて格安SIMを使う方にもおすすめです。
10,000ptプレゼント
データSIMの月額基本料金(税込) | 528円〜 |
1ヶ月に利用できるデータ容量 | 0.5GB〜 |
契約事務手数料(税込) | 無料※ |
速度制限時の速度 | 最大200kbps |
利用回線 | au・ドコモ |
10,000ptプレゼント
出典:https://aeonmobile.jp/
※初期費用としてSIMカード代金(事務手数料相当額)3,300円がかかります。
BIGLOBEモバイル
- エンタメフリー・オプションが人気
- 音声通話SIMを利用した場合は1年間の月額基本料金が割引される
- 端末のセールが定期的に行われている
BIGLOBEモバイルは、対象のサービス利用時にデータ容量を消費しない「エンタメフリー・オプション」が人気の格安SIMサービスです。
契約から1年間は特典により月額料金が安くなるため、月々のスマホ料金が節約できることもメリットになるでしょう。

端末のセールも定期的に実施しているため、スマホの購入を検討している方にもおすすめです。
データSIMの月額基本料金(税込) | 990円〜 |
データSIMで1ヶ月に利用できるデータ容量 | 3GB〜 |
契約事務手数料(税込) | 3,300円 |
速度制限時の速度 | 200kbps |
利用回線 | au・ドコモ |
出典:https://join.biglobe.ne.jp/mobile/
データSIMに関するよくある質問
データSIMは、インターネット通信のみを利用できることが特徴になります。
音声通話やSMS機能は基本的に利用できないため、電話やSMSを利用したい場合は他のSIMタイプを選びましょう。
音声通話・SMSが利用できないことです。
SMS機能は、SMS付きのプランやオプションへの加入によって、利用できる場合があるので確認しておきましょう。
データSIMを利用するメリットは、月額料金が安いことやメイン端末以外に利用できることが挙げられます。
対するデメリットは、音声通話やSMS機能などが利用できないことになるでしょう。
データSIMでSMSを利用することは可能です。
オプションへの加入やSMS機能付きのSIMタイプの契約が条件となっている場合があるので注意しましょう。
まとめ
今回は、データ通信やデータSIMについて解説しました。
データSIMでは音声通話やSMS機能を利用できないデメリットもありますが、モバイルルーターやメイン端末以外でも利用可能なSIMタイプになっています。

特典適用はこちら