
格安スマホとは、主に海外製の機能性があまり高くない代わりに価格を安く抑えたスマホと、いま話題のUQモバイルやY!mobileなど格安SIMを使って、月々の料金を抑えたスマホのことを指します。
今回は②の「格安SIMを使って格安スマホにする方法」をご紹介。格安スマホへの乗り換えの手順やポイントなどを解説します。

格安SIM4選
目次
格安スマホに乗り換えるための準備
契約更新月を確認する
まず確認しておきたいことが、自分が現在契約しているスマホの契約更新月についてです。
全てではありませんが、契約期間に縛りがあるプランには契約更新月と呼ばれる期間が定められているものがあります。
2年の契約期間だと、契約更新月が25ヶ月目と26ヶ月目であるものが多いです。キャリアによって異なるので、自分のスマホも確認しておく必要があります。

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電話番号を引き継ぐ
事前に手続きを行うことで、電話番号を引き継ぐことができます。引き継ぎに使う制度が「MNP(携帯電話ナンバーポータビリティ)」です。
まずは、移行する前の通信会社からMNP予約番号を取得しましょう。
有効期限内に予約番号を使用して次の通信会社に申し込みすれば、同じ電話番号を使うことができます。

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格安SIMを使って格安スマホに乗り換える手順
1. いまのスマホのSIMロックを解除して乗り換える
現在利用しているスマホの回線と契約しようとしているスマホの回線が異なる場合、SIMロックの解除が必要です。
ドコモ・au・ソフトバンクで契約したスマホは、他の回線で利用できないようにSIMロックがかかっています。
SIMロックを解除することのメリットは、新しい端末を購入しなくても格安SIMへ乗り換えることができることです。大きなデメリットはとくにありません。

2. いまのスマホに対応したSIMカードを選んで乗り換える
現在利用しているスマホの回線と新しく利用する格安SIMの回線が異なる場合、SIMロックの解除は不要です。
SIMロックの解除が不要であれば、いまのスマホに新しいSIMカードを挿入するだけで利用することができます。

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3.新しいスマホも格安SIMの会社で契約する
新しい格安SIMの会社でスマホも新しくする場合、SIMロックの解除などの手続きは必要ありません。
現在利用している会社で解約の手続きを済ませて、新しい会社で格安SIMとスマホを契約するだけです。

格安スマホに乗り換えたい方におすすめ!格安SIM4選
LINEMO
「LINEMO」は、ソフトバンクの回線が使用可能&高速通信の5Gも無料で使える格安SIMです。通話のサービスが充実していることが大きな特徴です。
- 3GBが月額990円(税込)
→今なら最大半年間実質無料 - 国内通話の定額オプションが1年間無料
- 他社からの乗り換えでPayPayボーナス10,000円相当プレゼント
- LINEアプリ使用で通話時のデータ消費なし
LINEMOでは、他社からの乗り換えで10,000円相当のPayPayボーナスプレゼントのキャンペーンも実施※1しています。

月額990円が実質無料
月額基本料金(税込) |
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初期費用(税込) | 事務手数料:0円 |
回線 | ソフトバンク |
購入可能なスマホ端末の例 |
なし |
主なキャンペーン(税込) | 他社から乗り換えでPayPayボーナスポイント10,000円相当プレゼント |
主なオプション(税込) | データ追加:550円(1GBごと) 通話定額(国内通話時間無制限):1,100円 |
支払い方法 | クレジットカード/口座振替 |
※1:終了日未定
出典:https://www.linemo.jp/
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楽天モバイル
「楽天モバイル」は、楽天が提供している新キャリアです。
データ通信をたくさん使う人も、あまり使わない人にもおすすめな料金プラン「Rakuten UN-LIMIT VI」が特徴です。
- 全ての人に最適なワンプラン「Rakuten UN-LIMIT VI」
- プラン料金3ヶ月無料
- iPhoneもAndroidも割引キャンペーンあり
楽天モバイルは契約事務手数料0円、プラン料金3ヶ月無料で始めることができるので、初期費用を抑えたいという人におすすめです。

自分が使ったデータ量に応じてプラン料金が変化し、20GB超過後は楽天回線内であればデータ無制限で利用できます。
新プラン情報はこちら
月額基本料金(税込) | 【Rakuten UN-LIMIT VI】 1GBまで:0円 3GBまで:1,078円 20GBまで:2,178円 20GB超過後:3,278円 |
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初期費用(税込) | 契約事務手数料:0円 |
回線 | 楽天回線/au |
購入可能なスマホ端末の例 | iPhone12:101,176円〜 ※キャンペーン適用で22,000円割引 Rakuten Hand:実質0円 Galaxy S10:実質71,980円 |
主なキャンペーン(税込) | iPhone22,000円割引キャンペーン 対象のAndroidとセットで最大25,000円相当分ポイント還元 |
主なオプション(税込) | 10分(標準)通話かけ放題:1,100円/月 |
支払い方法 | クレジットカード/口座振替/楽天ポイント利用など |
出典:https://network.mobile.rakuten.co.jp/
新プラン情報はこちら
mineo(マイネオ)
「mineo(マイネオ)」は、ドコモ・au・ソフトバンクの3つの回線にしているので、いま使っているスマホのSIMカードを差し替えるだけで利用できます。
一部対応していない端末があるので、詳細は動作確認済み端末を確認しましょう。
- 3大キャリアの回線に対応
- 選べる4つの料金プラン
- 家族や友人とパケットシェア
1GB・5GB・10GB・20GBの4つの料金プランから選ぶことができます。

未使用品の中古の端末から新品の端末まで幅広いスマホ端末を取り扱っているので、スマホを買い替えたいという人にもおすすめです。
特典適用はこちら
月額基本料金(税込) ※音声通話+データ通信の場合 |
1GB:1,298円 5GB:1,518円 10GB:1,958円 20GB:2,178円 |
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初期費用(税込) | 契約事務手数料:3,300円 |
回線 | ドコモ/au/ソフトバンク |
購入可能なスマホ端末の例 | iPhone 8(未使用品):32,736円〜 iPhone SE(第2世代):51,480円〜 Xperia 10 III Lite:48,840円〜 |
主なキャンペーン(税込) | 対象のスマホ購入で電子マネーギフトプレゼント |
主なオプション(税込) | 5Gオプション:220円/月 パケット放題 Plus:385円/月 ※10GB以上のコースを契約すると無料 |
支払い方法 | クレジットカード |
出典:https://mineo.jp/
特典適用はこちら
ahamo(アハモ)
「ahamo(アハモ)」は、NTTドコモが2021年から導入した格安SIMで、現在ドコモの回線を利用している人におすすめです。
月額基本料金2,970円(税込)のワンプランのみで、わかりやすいプラン内容となっています。
- 月額基本料金2,970円(税込)のワンプラン
- 5G通信にも対応 ※一部エリアのみ
- 今ならahamoに乗り換えでdポイント7,000ptプレゼント
ahamoは、海外でも20GBまで無料で利用できるので旅行や仕事で海外に行くという人にもおすすめです。

ドコモユーザー以外の人ももちろん申し込み可能で、今なら乗り換えでdポイント7,000ptを貰うことができます。
キャンペーンはこちら
月額基本料金(税込) | 【20GB/月】2,970円 |
---|---|
初期費用(税込) | 事務手数料:0円 |
回線 | ドコモ |
購入可能なスマホ端末の例 |
iPhone 11:49,390円〜 |
主なキャンペーン(税込) | ahamoに乗り換えでdポイント7,000ptプレゼント |
主なオプション(税込) | データ追加:550円 かけ放題オプション:1,100円 |
支払い方法 | クレジットカード/口座振替 |
出典:https://ahamo.com/
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格安スマホに乗り換える際のチェックポイント
格安スマホにしたい場合は、乗り換える格安SIMについて事前にチェックすべきポイントがあります。主に以下の3点を確認しておきましょう。
- スマホ端末の品揃えや価格
- 月額料金
- サポート
1. スマホ端末の品揃えや価格
乗り換える格安SIMを選ぶうえで、スマホ端末の品揃えや価格はチェックしておきたいポイントです。
スマホの取り扱いについては、それぞれの会社によってかなりの差があります。
また、キャンペーンなどで価格が割り引かれるサービスもあり、同じ端末でも数万円料金が変わる場合も少なくありません。格安SIMのホームページを比べて、前もって確認しておきましょう。

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2. 月額料金
格安SIMはその名前の通り、大手キャリアと比べると毎月の料金を安く利用することができる点もポイントです。
格安SIMが安い理由は、ドコモやソフトバンクなどの通信設備を借りて運営しているからです。
それぞれのMVNOや料金プランによって、料金にかなり違いがあります。気になる料金プランを比較して、自分の予算にあった月額料金のプランを選ぶことが大切です。

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3. サポート
格安SIMを選ぶうえで、サポート面について不安を感じている人も多いのではないでしょうか。
格安SIMを提供しているMVNOは、大手キャリアに劣らないサポートを提供している会社が増えてきています。
チャットやメール、電話、遠隔操作などでユーザーをサポート。契約や利用時に困ったらすぐに対応してもらうことができます。
店舗を構えている格安SIMは、店頭での申し込み・設定も可能です。

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格安スマホに乗り換えるメリット
- 月々の料金が安くなる
- 自分にあったデータ容量を選べる
- 縛りなしプランなら契約期間なし
月々の料金が安くなる
まず、格安SIMのメリットはなんといっても月々のスマホを利用に支払う料金が安くなるということです。
選ぶ料金プランやオプション内容にもよりますが、半分以下の料金になったというケースも少なくありません。
MM総研の「携帯電話の月額利用料金とサービス利用実態※」によると、3大キャリア利用者の月額利用料金の平均は6,378円となっています。
一方で、楽天モバイルを含むMVNO利用者の月額利用料金は平均2,103円という結果となりました。

※出典:https://www.m2ri.jp/release/detail.html?id=472 2020年12月時点
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自分にあったデータ容量を選べる
格安SIMは、豊富な料金プランも魅力です。自分にあったデータ容量を選ぶことができます。
あらかじめ月のデータ量を決めるプランや、使用したデータ量に応じて料金が変更するプランなど、さまざまな種類があるのも格安SIMの特徴です。
自分にあったプランはどれか、現在の利用状況と比べながらぴったりのプランを選びましょう。

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縛りなしのプランなら契約期間がなし
格安SIMには契約期間に縛りのないものもあり、契約期間に縛りのないものはいつ解約しても解約金などの費用が発生しません。
契約期間が定められていて、自動更新のものなどは知らない間に更新されてしまっていて解約のタイミングを逃すことが多々あります。
格安SIMの契約期間に縛りのないプランは、そういった解約金などの心配はありません。
縛りなしの場合、少し料金が高くなってしまいますが、途中で契約期間に縛りのあるものに変更できるなど柔軟な対応も可能です。

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格安スマホに乗り換えるデメリット
- 最新端末が購入できないことがある
- 通信速度が不安定なことがある
- キャリアのメールが使えなくなる
最新端末が購入できないことがある
大手キャリアと比べると、購入できるスマホの端末が少ないというデメリットがあります。
格安SIMでは、SIMカードだけでなく格安スマホを販売しています。
最新機種を購入したい場合は、メーカーから直接購入するなどしなければなりません。その際には、格安SIMの動作確認ができているか確認しましょう。
最新機種は多いとはいえませんが、格安SIMではキャンペーンなどでかなりお得にスマホを購入できます。

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通信速度が不安定なことがある
格安SIMはMVNOが大手キャリアから回線を借りて、サービスを提供しています。
借りている回線はあくまで一部なので、大手キャリアと比べると速度が不安定になることがあるのです。
しかし、格安SIM全ての速度が遅いというわけではありません。最近では、一部エリアで5G通信も利用できるようになりました。

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キャリアのメールが使えなくなる
大手キャリアを契約している人の多くが「〇〇@docomo.ne.jp」や「〇〇@softbank.ne.jp」などのキャリア独自のメールアドレスを利用しているのではないでしょうか。
このキャリアメールは、格安SIMに乗り換えると使用できなくなります。
ただし、グーグルなどのフリーメールは継続して使うことができるので大きな支障はありません。
アカウント登録などでキャリアのメールを利用している人は前もって変更しておく手間が発生してしまうので覚えておきましょう。

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格安スマホの乗り換えに関するよくある質問
回線が同じ場合は、今のスマホに格安SIMのSIMカードを挿入するだけで利用できます。
また、あまり詳しくないという人はサポートが充実している会社を選ぶことをおすすめします。
まとめ
今回は、格安スマホに乗り換える方法やポイントなどを解説しました。格安SIM・スマホに乗り換える際には次の3つに注意しましょう。
- スマホ端末の品揃えや価格
- 月額料金
- サポート
今回紹介したおすすめの格安SIMなどを参考に、自分にぴったりな格安SIM・スマホを選んでください。
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