
ドコモやauなどのキャリアと比べて、お得な月額料金が特徴の格安SIM。使用したいと考えた時に気になるのが、審査の厳しさや条件についてです。
これまでローンやクレジットカードの審査で落ちた経験があると、「ほぼ審査なし利用できる格安SIMを知りたい」「携帯ブラックで契約できる格安SIMはある?」と思うのは当然でしょう。
しかし格安SIMも他の携帯キャリアと同様に、審査が実施されています。また過去に携帯の支払いでトラブルがあると「携帯ブラック」として記録されており、利用できない場合も。
- 【結論】審査なしの格安SIMはない
- 審査が不安な人におすすめ格安SIM5選を紹介
- 中でもおすすめなのは楽天モバイル
- 携帯ブラックの人が格安SIMを契約する対処法
→滞納分を完済する
→家族名義で申し込む
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この記事では、携帯ブラックの概要や、審査に不安がある人におすすめしたい格安SIMについて解説します。

格安SIMを使う方法
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【結論】格安SIMへの申し込みには審査がある
格安SIMはインターネットや店舗、または電話などで申し込むことが多いのですが、どの方法でも他の携帯会社と同様、審査が実施されています。
どうしても審査を受けたくないという人は、プリペイドSIMを利用するという方法もあります。
プリペイドSIMは使い切りの前払いタイプのSIMであり、審査なしで利用可能です。ただし、期間が終了すると都度購入が必要で、料金も割高なので長期利用には向いていません。

格安SIMの審査方法は3種類
1. 契約審査
契約審査とは、携帯電話会社の回線を契約するために実施される審査です。契約者の支払い能力に問題はないのか、これまでに不正な契約を行なっていないかなど確認されます。
また申し込み情報と本人確認書類の情報が異なる場合に、不正契約の可能性を疑われて審査に落ちることも。
このあと詳しく紹介しますが、このような携帯ブラックの状態にある人は、契約審査に通過できない可能性が極めて高いと考えられます。
- 長期間料金を滞納していた
- 短期間に解約を繰り返している
- 本人確認書類と入力内容が異なっている
格安SIMを使う方法
2. 割賦審査
割賦審査は、端末を分割で購入する際に実施されており、分割払いにおける支払い能力を確認するものです。
したがってローンやクレジットカードを申し込む場合と同じように、信用情報の照会によって判断されます。

- クレジットカードの滞納がある
- 分割払い中の端末が何台もある
- ローン返済の滞納が頻繁に起こっている
3. 名義変更審査
名義変更審査は、携帯電話の契約者の名義を変更する際に行われる審査です。変更後の名義人を確認し、ローンの返済状況などから支払い能力に問題がないかを判断します。
他審査と審査基準は同様で、滞納や多重債務などがあると支払い能力がないと判断され、名義変更できない場合があります。

格安SIMを使う方法
【ほぼ審査なし】審査が不安な方向け!おすすめ格安SIM5選
基本的に携帯ブラックの情報が残っていると、格安SIMの審査に影響します。ただしTCAといった情報機関に加盟していなかったり、すでに完済していたりすれば、問題なく契約できる場合も。
端末の購入方法を始め、個人の契約状況によっても審査は異なるので一概にはいえませんが、ユーザーを多く獲得したいと考える格安SIMは審査基準が少しゆるくなっている可能性も否定できません。
そこで今回は、審査が不安な方にもおすすめしたい審査がゆるい格安SIMを紹介します。

通信速度に関して:2023年3月10日時点「みんなのネット回線速度」の平均通信実測値。100Mbpsは超高速・50〜100Mbpsが高速・50Mbps以下が中速として比較しています。
LINEMO
- 月3GBのミニプラン990円(税込)が最大6ヶ月実質0円
- LINEは使い放題!どれだけ使ってもデータ消費0
- 国内通話定額オプションが1年間無料
- オンライン手続きのみ対応。最短即日
- ソフトバンクでの滞納があると審査に影響する
- 口座振替の支払いにも対応
LINEMOは、ソフトバンクが提供するオンライン専用プランで、端末の取り扱いがありません。端末購入の審査が無いため、割賦審査は行われていないのはメリットといえるでしょう。
また今なら、月3GB使えるミニプラン月額990円(税込)がPayPayポイントの還元により最大6ヶ月間実質0円で使えるキャンペーンも実施しています。
なお、必要な審査は、申し込み時は契約審査のみです。LINEMOの明確な審査基準は公表されていませんが、下記の3点の条件を満たすようにしましょう。
- 同一世帯で5回線まで
- 18歳以上
- LINEMOで過去にトラブルがない
LINEMOはオンライン専用プランで、店舗から申し込みができないので要注意です。

月額990円が実質無料
LINEMOの基本情報
料金プラン | ミニプラン:今なら最大6ヶ月実質0円 |
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申し込みスピード | 最短1時間 |
データ通信量 | ミニプラン:3GB スマホプラン:20GB |
支払い方法 | クレジットカード/口座振替 |
契約初期費用 | 無料 |
実店舗 | なし |
オンライン申し込み | 可 |
月額990円が実質無料
楽天モバイル
- データ無制限で月額3,278円(税込)
- 支払い方法が5種類から選べる
- アプリを使えば国内通話が無料
- 申し込みはインターネットまたは店舗から可能
楽天モバイルは、楽天の独自回線とパートナー回線(au)が利用できます。主な回線は楽天の独自回線を利用しますが、エリア外の場合はパートナー回線であるau回線を使います。
審査に関しては、楽天モバイルは3大キャリアのサブブランドではないため、多くのユーザーを獲得するために審査基準が甘めに設定されているとも考えられます。
明確な審査基準は公表されていませんが、申し込み内容に不備がなければ比較的通る可能性は高いといえるでしょう。

iPhone本体代が最安値
楽天モバイルの基本情報
料金プラン | 【Rakuten UN-LIMIT VII】 3GBまで:1,078円 20GBまで:2,178円 20GB超過後:3,278円 |
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申し込みスピード | 2日程度 ※最長2週間程度 |
データ通信量 | 楽天回線エリア:使い放題 パートナー回線:月間5GBまで |
支払い方法 | クレジットカード/口座振替/代金引換/デビットカード/楽天ポイント |
契約初期費用 | 無料 |
実店舗 | あり |
オンライン申し込み | 可 |
iPhone本体代が最安値
UQモバイル
- 余ったデータは翌月へ繰り越しできる
- 低速になっても1Mbpsの通信速度で使える※1
- 最短即日で審査が完了する
- 店舗からの申し込みも可能
UQモバイルはauのサブブランドで、auの回線を利用しています。
特徴は、余ったデータは翌月にくりこしできるということ。データ使用量が月によって変動がある人には嬉しいポイントです。
審査に関しては、キャリア単体としてTCAに加盟しています。ただし審査は最短でその日のうちに完了するので、大きな問題がない限りは審査に通過できると考えてよいでしょう。
オンラインだけでなく店舗申し込みも可能なので、もし不安がある人は先に相談することもできます。申し込み時には、口座振替を選択しておいた方が無難です。

公式サイトはこちら
UQモバイルの基本情報
料金プラン | くりこしプランS:1,628円 くりこしプランM:2,728円 くりこしプランL:3,828円 |
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申し込みスピード | 最短即日 |
データ通信量 | くりこしプランS:3GB くりこしプランM:15GB くりこしプランL:25GB |
支払い方法 | クレジットカード/口座振替 |
契約初期費用(税込) | 事務手数料:3,300円 |
実店舗 | あり |
オンライン申し込み | 可 |
公式サイトはこちら
ワイモバイル
- オンラインストア限定!スマホセール実施中
- 他社から乗り換えで最大10,000円相当のPayPayポイントプレゼント
- 余ったデータの翌月繰り越し可能
- 全国2,600店舗!サポートが受けられて安心
- 審査は最短即日で完了
「ワイモバイル」は、ソフトバンクのサブブランドに位置付けられている格安SIMです。
オンラインショップ限定でのスマホセールや、PayPayポイントの還元キャンペーンなどが豊富でお得に利用することができます。
ソフトバンクやワイモバイルを1人で複数回線を利用している人は、不正利用を疑われて審査に通りにくくなるので要注意です。
またスマホを分割払いで購入する際には、割賦審査が実施されます。信用情報にも問題がないか、あらかじめ確認しておくと安心です。
最大15,000円相当還元
ワイモバイルの基本情報
料金プラン | シンプルS:2,178円 シンプルM:3,278円 シンプルL:4,158円 |
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申し込みスピード | 最短即日 |
データ通信量 | シンプルS:3GB シンプルM:15GB シンプルL:25GB |
支払い方法 | クレジットカード/口座振替 |
契約初期費用 | 契約事務手数料:3,300円 |
実店舗 | あり |
オンライン申し込み | 可 |
最大15,000円相当還元
BIGLOBEモバイル
- ドコモとauの2回線を利用できる
- 最短即日で審査が完了する
- 店舗からも申し込み可能
BIGLOBEモバイルは、ビッグローブ株式会社が提供する格安SIMで、ドコモ回線とau回線の2つの回線が利用可能です。
TCAには加盟していませんが、一般社団法人テレコムサービス協会(Telesa)に加盟しており、同様の情報照会を行っています。
過去に利用していた携帯電話会社で料金の滞納があるという人は、完済してから申し込むなどの対応が必要です。

BIGLOBEモバイルの基本情報
料金プラン | 1ギガ:1,078円 3ギガ:1,320円 6ギガ:1,870円 12ギガ:3,740円 20ギガ:5,720円 30ギガ:8,195円 |
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申し込みスピード | 最短即日 ※2〜3週間かかる場合も |
データ通信量 | 1GB〜30GB |
支払い方法 | クレジットカード※1 |
契約初期費用 | プラン申込手数料:3,300円 SIMカード準備料:433.4円 |
実店舗 | あり |
オンライン申し込み | 可 |
携帯ブラックとは?ブラックリストとの違い
契約審査の際、一般的によく耳にする信用情報の「ブラックリスト」とは別に「携帯ブラック」に該当する人は要注意です。
携帯料金の未払いや、短期的な解約の繰り返し、虚偽申告による不正契約の疑惑がある場合に「携帯ブラック」として一定期間記録が残ります。
3大キャリアをはじめ、多くの携帯会社がTCAに加盟しており、契約審査時には契約者の情報を確認しています。

- (株)NTTドコモ
- KDDI(株)
- ソフトバンク(株)
- UQコミュニケーションズ(株)
- 楽天モバイル(株) など
信用機関のブラックリストとの違い
信用情報機関のブラックリストは、ローンやクレジットカードの返済滞納や、債務整理を実施した際に記録されるもので、携帯ブラックとは別物です。
もし端末を分割払いにしてスマホを所有したい場合は、ブラックリストの記録が消えるまで数年待つ必要があります。
携帯ブラックの人が格安SIMを使う方法
携帯ブラックの状態だと、基本的に契約審査は通過できないと考えてよいでしょう。もしも携帯ブラックでも格安SIMを契約したいという場合には、以下の方法があります。
- 滞納分を完済する
- プリペイドSIMを使用する
- 家族名義で申し込む
最も早い方法は、滞納している分を完済することです。完済できれば情報は消えるので、その後の審査は影響しにくくなり契約できる可能性は高まるでしょう。
もしも完済が難しい場合には、プリペイドSIMを利用する方法もあります。格安SIMの中だと、IIJmioなどがプリペイドSIMを扱っています。
プリペイドSIMは再度購入すれば継続して利用することも可能ですが、契約利用に比べると割高な点がデメリットとして挙げられます。

格安SIMの審査に落ちてしまう理由を解説
- 本人確認書類・申込内容の不備
- スマホ料金の支払いを滞納している
- 短期間で解約した経歴がある
本人確認書類・申し込み内容の不備
申し込み時に記載する本人情報に不備があると審査に落ちてしまう可能性があります。
格安SIMの契約時には必ず本人確認書類の提出が必要です。
本人確認の不備になりやすい理由として以下のようなものがあります。
- 引っ越しによる住所変更
- 婚姻または離婚による苗字の変更
- 本人確認書類の期限切れ
- 本人確認書類の読み取り不可
婚姻や引っ越しなどで本人確認書類の変更をしていない場合は、必ず手続きを終えてから契約をしましょう。

またオンライン契約は、本人確認書類を撮影しアップロードをするケースが多いですが、データがうまく読み取れず不備となることもあります。
撮影時には、撮影の例に従ってハッキリと見えるように写すなど注意が必要です。
スマホ料金の支払いを滞納している
スマホの支払いを滞納している場合、信用の欠如のため格安SIMの審査通りにくいです。
「携帯ブラック」は、TCA(一般社団法人電気通信事業者協会)がスマホ料金の未納や虚偽申告などの情報を管理しているものです。

これらのデータに掲載されると"契約者に支払い余力がない"と判断され、審査に通りにくい傾向にあります。
しかし、現在未納中でなければ審査に影響がないことも。
現在何かしらの滞納をしている場合は、すみやかに支払いを済ませておくと審査に通りやすくなるでしょう。
短期間で解約した経歴がある
スマホを短期間で何度も解約をした経験がある場合、格安SIMの審査に通らないことがあります。
一般的には契約から半年(約180日)以内の解約を「短期解約」とされ、ブラックリストに載ってしまいます。
しかし1度や2度でブラックリストに載ることは少なく、あくまでも数回繰り返した場合です。
利用中のスマホを半年以内に契約したのであれば、もう少し時期をずらし期間を空けてからのほうが良いでしょう。
信用情報に傷があっても格安SIMを使いたい場合は?
信用情報のブラックリストに登録された場合は、携帯ブラックと異なり契約できる可能性が高いといえます。
ただし、スマホを利用するにはいくつか注意点があります。
スマホは一括で購入する
ブラックリストに載っていると割賦審査に落ちてしまうため、スマホは一括購入しましょう。
端末代といえば新品のiPhoneなどのイメージで10万円以上必要だと考えてしまいがちですが、格安SIMを中心に中古や格安スマホを取り扱っています。

iPhone本体代が最安値
口座振替や銀行振込などの支払い方法を選ぶ
ブラックリストに載っているうちは、クレジットカードが使えません。口座振替や銀行振込など、クレジットカードを使わない方法を選びましょう。
格安SIMによっては、クレジットカード払いにしか対応していない場合もあるので要注意です。

まとめ
今回は、携帯電話の契約時に実施されている審査について紹介しました。審査なしで契約できる会社は存在せず、契約や端末購入の際には必ず実施されています。
またTCAといった機関によって携帯料金の支払いに関する情報照会行っている格安SIMも存在します。携帯ブラックの情報は各携帯会社で共有されているため、契約は難しくなるでしょう。
ただし信用情報のブラックリストは別物なので、もし該当していてもスマホを一括購入できれば契約できる可能性は高いといえます。

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