光回線の気になる10つの疑問に監修者が回答!選び方やおすすめは?
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モバライフが抜粋した光回線に関する10の質問を監修者の牧村 和慶さんに回答していただきました。

メリット・デメリットや光回線の注意点を詳しく解説してもらっています。併せて監修者おすすめの光回線も紹介しているので、参考にしてみてください。

また、当メディアでは監修者の専門的知識に基づいた光回線コンテンツを掲載しています。さらに光回線について知りたい方は以下の記事もチェックしてみると、より理解が深まるでしょう。

監修者紹介

監修者
牧村 和慶
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1981年生まれ。大学院修了後、日本電気株式会社(NEC)に入社。SEとして大規模システムの開発に携わる。数年後、ビッグローブ株式会社へ出向しコンシューマー向けの企画運営に従事。2013年に株式会社Crepasを創業。保有資格:基本情報処理技術者SJC-PSJC-WC

Q1.光回線とホームルーターの違いはなんですか?

監修者インタビュー1問目

最大の違いは通信方法と回線工事の有無です。

光回線は光ファイバーによる物理的なケーブルを用いた通信回線で、近く電柱から自宅までケーブルを引き込み、ONUと呼ばれる電気信号に変換する機器を設置するなど工事が必要となります。

 多くの光回線はNTTの設備を用いており、従来の電話回線と比べて通信速度が速いという特徴があります。

一方、ホームルーターは携帯電話キャリアの電波を使ってデータを送受信する形で通信を行います。ホームルーターはケーブル不要で電源を入れるだけで通信ができるため光回線のような工事は不要です。

監修者
近年は5Gの普及によって通信速度が光回線並に高速化されています。

Q2.光回線のメリット、デメリットを教えてください

監修者インタビュー2問目

光回線のメリット

光回線のメリットは高速通信(下り速度1Gbpsや10Gbps)が可能で、通信品質も安定している点です。

 物理的なケーブルによる通信のため、ホームルーターのように電波強度によって通信品質が左右されることはありません。

また、光回線はIP電話やテレビの利用もオプションで利用することが可能です。

監修者
盤石なネット通信を求めている人におすすめです。

光回線のデメリット

デメリットは工事が必要な場合がある点・地域やマンションの設備問題により利用できない場所もある点・自宅のみでの利用に限られる点です。

光回線を自宅ではじめて利用する場合は、電柱から自宅までケーブルを引き込む工事が必要となります。

 工事は通常1日で完了しますが、工事日まで1ヶ月前後待つことが多いので、すぐに利用することができません。

また、利用できない地域やマンションの設備の問題で特定のインターネット回線を指定(ケーブルテレビなど)される場合もあります。

監修者
工事が完了するまでポケット型WiFiを無料レンタルしている光回線もあります。

Q3.光回線のプロバイダとはなんですか?

監修者インタビュー3問目

プロバイダーとは回線事業者が用意した通信回線とインターネット網とを接続させる事業者のことをいいます。

例えばフレッツ光を展開するNTT東日本や西日本が回線事業者で、プロバイダーはビッグローブ・OCN・ニフティなどがあります。

監修者
独自でお得なキャンペーンを実施しているプロバイダもあります。

Q4.光コラボとはなんですか?

監修者インタビュー4問目

光コラボレーションとは回線事業者とプロバイダーをセットで契約、利用できる光回線サービスです。

以前、インターネットサービスを利用するためには、回線事業者とプロバイダー別々に契約する必要がありました。

 光コラボレーションでは、NTTのフレッツ光回線をプロバイダーが借り受けて、回線とプロバイダーをセットにして販売できるようになりました。

光コラボレーションを展開するプロバイダーは独自の料金、キャンペーンを展開できるようになったことで競争が生まれ、市場の活性化にも繋がっています。

監修者
利用者はプロバイダーだけ契約すればよくなったため、契約の煩雑さが解消されました。

Q5.光回線やプロバイダを選ぶ時のポイントを教えてください

監修者インタビュー5問目

光回線やプロバイダーを選ぶポイントは大きく分けて3つあります。

光回線やプロバイダーを選ぶ3つのポイント
  1. 料金やキャンペーン
  2. 通信速度やエリア
  3. スマホ料金の割引適用

料金やキャンペーン

光コラボレーションを展開するプロバイダーでは独自の料金設定、キャンペーンを展開していますので、よりお得なプロバイダーを比較して選ぶことが重要です。

キャンペーンについてはキャッシュバックや出張サービス、無線LANルーターの提供など、より充実した特典を用意しているプロバイダーがおすすめです。

監修者
キャンペーンやサービスが適用できるか条件と期間も確認しておくといいでしょう。

通信速度やエリア

通信速度に関しては下り速度最大1Gbps以上であるかは最低限の確認ポイントになります。

 用途や目的にもよりますが下り最大10Gbpsのさらに高速通信が利用できるかも確認しておきましょう。

エリアについてはNTTのフレッツ回線を使った光コラボレーションであれば全国で利用できますが、KDDI回線のauひかりやケーブルテレビ回線の場合は利用可能か確認が必要です。

監修者
最近は1Gbps以上の高速通信が使える光回線が増えてきました。

スマホ料金の割引適用

スマホ料金が光回線とセットで割引になるかどうかも選ぶポイントになります。

 NTTドコモ、au、ソフトバンクでは光回線とセットで契約すればスマホ料金が永年で毎月1,100円割引になる取り組みを行っています。

ご自身のスマホと検討するプロバイダーでセット割の対象となるか必ず確認してください。

監修者
電気やガスとのセット割がある光回線もありますよ。

Q6.戸建て住まいにおすすめの光回線はどこですか?

監修者インタビュー6問目

戸建ての場合は基本的にどの光回線でも開設が可能なので速度または料金・キャンペーンで選ぶのが良いでしょう。

 速度で選ぶならNTT回線を間借りして独自のインターネット接続サービスを展開しているauひかりや、NURO光などです。

料金の安さやキャンペーンで選ぶなら、とくとくBB光やビッグローブ光などのフレッツ回線を採用した光コラボレーションサービスがおすすめです。

監修者
ビッグローブ光は1ギガも10ギガも1年間同料金で使える特典があります。

Q7.マンション住まいにおすすめの光回線はどこですか?

監修者インタビュー7問目

マンションなら速度と料金のコスパからNURO光 for マンションがおすすめです。

 NURO光はフレッツ回線とは異なり、NTTの余剰回線を使っていることからフレッツ回線と比べて利用者が少なくネットワークの混雑が少ないため高速です。

料金も比較的安価に設定されていますが、エリアが限定されるためそこだけ注意が必要です。

監修者
キャンペーンが充実しているとくとくBB光やビッグローブ光もおすすめです。

Q8.通信速度の速い(通信品質が良い)光回線のおすすめはどこですか?

監修者インタビュー8問目

通信速度を重視するなら混雑が発生しづらいNURO光やauひかりなどの光回線がおすすめです。

 NURO光やauひかりなどはフレッツ回線をつかった光コラボレーションとは異なり、NTTの余剰回線を使って独自の回線を構築していますので比較的高速となります。

注意点としてエリアが限定されますので利用可能か確認が必要になります。

監修者
NURO光はこちら、auひかりはこちらからエリアを確認しましょう。

Q9.光回線を設置するには工事が必須ですか?

監修者インタビュー9問目

はじめて光回線を設置する場合には工事が必要です。特に新築など戸建てへの設置にはほぼ必須と考えて良いでしょう。

 マンションやアパートなら建物の通信設備として光回線が導入されていることがあり、一定の費用だけ払えば使えるようになることもあります。

「光配線方式」や「LAN配線方式」などどういった設備が導入されているかで異なるため、マンションの管理会社や大家さんに確認するようにしてください。

なお、光コラボレーション方式でプロバイダーを乗り換えるような場合には工事は不要です。

光コラボレーションの場合、工事は事業側のみで行われ、接続できない期間が発生しないようシームレスにプロバイダーの切り替えが可能です。

監修者
工事が必要な場合は、工事費無料の光回線を選ぶと数万円近く節約できます。

Q10.光回線を契約するときはどこに注意すれば良いですか?

監修者インタビュー10問目

光回線契約時の3つの注意点
  1. 光回線の利用可否
  2. 工事費と工事のタイミング
  3. スマホとのセット割

光回線の利用可否

戸建てとマンションで注意するポイントは異なります。

 特にマンションの場合は光回線を利用できるかどうかを確認する必要があります。

共用部まで光回線が通っているのか、回線が完備されており指定の事業者と契約するだけなのか、もしくは完全に新規で利用できるか自分で調整が必要になるのか、そのような利用可否や現在の状況を確認してください。

監修者
戸建てについては基本的に利用が可能なので心配はありません。

工事費と工事のタイミング

これはマンションと戸建て両方に共通する部分です。新規に契約する場合は基本的に工事が必要になるため工事費が発生します。

光コラボの乗り換えや現在フレッツ光とプロバイダーを別々に契約しているような場合は事業者変更または転用となり、工事の立会いや工事費は最低限に抑えることができます。

 新規の場合でもプロバイダーによってはキャンペーンにより、工事費分が毎月割引となり実質無料で行える場合もあるので、工事費無料となる光回線を選ぶのも賢い選択です。

なお、工事のタイミングは通常申込から1ヶ月以上かかる場合が多く、特に繁忙期は工事日程を抑えるのが難しくなります。光回線を利用したい日から逆算して早めの契約をおすすめします。

監修者
工事費は大体1〜4万円程度かかるところが多いです。

スマホとのセット割

多くの光回線は何かしらのスマホ料金が安くなるセット割を展開しています。

 ドコモのスマホならドコモ光、auのスマホならauひかりやビッグローブなど、ソフトバンクならソフトバンク光といった具合にセットで契約すると毎月のスマホ料金が安くなります。

永年で毎月1,100円、年間の通信費を大きく抑えることが可能になりますので、セット割が適用できるかも重視しておくと賢明でしょう。

監修者
家族分も含めて安くなるため、家族で同キャリアの場合かなりの節約になるでしょう。
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