ドコモ光10ギガの実測速度・料金・対応エリアは?1ギガとの違いも解説
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光回線の「ドコモ光」では、高速通信に対応しているドコモ光10ギガプランを提供しています。通常プランよりも高速でインターネットを使えるため、導入を検討している人もいるのではないでしょうか。

しかし、プランの詳細がいまいち不明で「実際にどのくらい速くなるの?」「通常プランと比べて料金は上がるの?」などの疑問を持つ人もいるはずです。

そこで本記事では、ドコモ光10ギガの速度や料金、対応エリアなどを1ギガプランと比較して分かりやすく解説。また、利用者の口コミや評判も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

記事後半には、お得なキャッシュバック特典があるプロバイダも紹介しています。
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ドコモ光10ギガとは?

ドコモ光10ギガ

ドコモ光10ギガとは、ドコモ光が提供する最大通信速度10Gbpsの高速通信サービスのことです。ドコモ光の通常プランであるドコモ1ギガは最大通信速度1Gbpsのため、理論上では10倍速いとされています。

 通信回線はNTT東日本/西日本が提供する高速回線「フレッツ光クロス」を使用。フレッツ光史上最速スペックの通信速度をドコモ光でも実現しています。

そのため、ドコモ光10ギガはより速い通信速度を求める人に向いているプランと言えるでしょう。

ドコモ光10ギガと1ギガ(通常プラン)の違い

ドコモ光10ギガは、通常プランのドコモ光1ギガとどのような違いがあるのでしょうか。通信速度料金サービス提供エリア対応プロバイダの4点を比較して、違いを解説していきます。

通信速度(実測値)

通信速度の測定

ドコモ光の10ギガプランと1ギガプランでの最も大きな違いが通信速度でしょう。10ギガプランは理論上の最大速度が1ギガプランの10倍です。

ただし、重要となるのは最大速度ではなく実際の通信速度であることは注意したいポイント。そこで、10ギガ・1ギガ各プランの実測通信速度を比較したものを表にまとめました。

10ギガ1ギガ
平均ダウンロード速度1323.74Mbps278.69Mbps
平均アップロード速度1533.31Mbps252.99Mbps
平均Ping値10.17ms19.74ms

※出典:みんなのネット回線速度(2023年6月23日時点における直近3ヶ月間の平均値)
※10ギガの速度は同サービスのフレッツ光クロスの平均値を参照
※表中の通信速度は必ずしも実効速度を保証するものではありません。

ダウンロード速度・アップロード速度・Ping値の全ての数値において、10ギガプランが優れていることがわかります。理論上の数値だけでなく、実測速度も1ギガとは桁違いの速さです。

理論上通りに10倍の速さとはいきませんが、実測値で1ギガプランの5〜6倍ほど高速に。体感でも違いを十分に感じるはずです。

ドコモ光10ギガでも最大通信速度で利用できることは少ない

ドコモ光を始め、一般的に提供されている光回線はベストエフォート型と呼ばれるものです。

 ベストエフォート型とは「最大限に努力した速度でインターネットに接続すること」を意味しているので、実際に最大通信速度が出ることはほぼありません。

つまり、最大通信速度が10ギガだからといって、実際には10ギガで通信できるわけではないことは把握しておきましょう。

実測値で比較する方が現実的な速度比較ができます。

料金

料金

1ギガ・10ギガそれぞれのプランの料金は以下の通りです。

1ギガ
戸建て
1ギガ
マンション
10ギガ
※戸建て・マンション共通
契約事務手数料(税込)3,300円
タイプA月額(税込)5,720円4,400円6,380円
タイプB月額(税込)5,940円4,620円6,600円
単独タイプ月額(税込)5,500円4,180円5,940円
解約手数料(税込)5,500円4,180円5,500円

※各プランの料金は2年の定期契約の場合。
※単独タイプは別途プロバイダ料金が発生

10ギガは戸建て・マンションどちらでも料金は共通で、一般的なプランのタイプAで5,940円(税込)です。

 タイプA・タイプBの違いは、選択するプロバイダの違いだけ。タイプBの方が月額あたり220円(税込)高いので、プロバイダにこだわりがなければタイプAを選択するのが無難です。

1ギガとの料金比較では、10ギガの方が戸建てタイプで660円マンションタイプで1,980円高いです。そのため、通信速度が速いことが金額差以上にメリットを感じるかが、選ぶポイントと言えるでしょう。

なお、単独タイプは一見すると安く感じるかもしれませんが、プロバイダ費用が別途発生します。結果的にプロバイダとセットであるタイプA・Bよりも割高になる傾向です。

単独タイプは光回線・プロバイダの窓口が分かれているため、管理が複雑になる点もデメリットでしょう。

サービス提供エリア

日本地図

サービス提供エリアは、1ギガ・10ギガで以下のように異なります。

10ギガの提供エリア
  • 南関東(東京・神奈川・千葉・埼玉)
  • 近畿(大阪・和歌山・京都・滋賀・兵庫)
  • 中部(愛知・静岡・岐阜)
1ギガの提供エリア上記含む全国

※各都府県の中でも自治体ごとで提供地域は異なる

10ギガプランは提供エリアが一部地域に限定されます。ドコモ光が全国的に使えるのはあくまで1ギガプランのことであり、10ギガプランは誰もが使えるサービスではないことは把握しておきましょう。

サービス提供エリアの詳細に関しては、同回線のフレッツ光公式サイトで確認しておく必要があります。

対応プロバイダ

プロバイダ

対応しているプロバイダも1ギガ・10ギガでは異なるため、それぞれの対応プロバイダを以下にまとめました。

10ギガ対応
(全11プロバイダ)

【タイプA】

ドコモnet/plala/GMOとくとくBB/@nifty/andline/@TCOM/Ic-net/hi-ho

【タイプB】

BBexcite/エディオンネット/AsahiNet

1ギガ対応
(全23プロバイダ)

【タイプA】

ドコモnet/plala/GMOとくとくBB/@nifty/andline/SIS/Ic-net/hi-ho/BIGLOBE/BBexcite/Tigers-net/エディオンネット/SYNAPSE/楽天ブロードバンド/DTI/@ネスク/TiKiTiKi

【タイプB】

OCN/@TCOM/TNC/AsahiNet/@ちゃんぷるネット/WAKWAK

※ドコモnet、plala、OCNは2023年6月30日で新規申し込み受付を停止。現在契約中の場合は継続利用が可能。

1ギガでは全23社のプロバイダに対応していますが、10ギガでは全11社のみ。お得なキャンペーンを展開しているプロバイダでも、10ギガプランには非対応の場合もあるので注意しましょう。

また、BBexciteやエディオンネットのように、1ギガではタイプAに属していても、10ギガではタイプBに属していることもあるので事前に確認しておくことが重要です。

ドコモ光10ギガのメリット

実測通信速度が通常プランの約5倍

通信速度が速い

ドコモ光10ギガは通常プランのドコモ光1ギガと比較して実測通信速度が約5倍の速さです。さらに、ドコモ光10ギガは光通信全体の実測通信速度ランキングでも2位にランクインしています。

順位光回線平均ダウンロード速度
1位コミュファ光ゲーミングカスタム1603.00Mbps
2位フレッツ光クロス
(ドコモ光10ギガ)
1323.74Mbps
3位NCT光847.73Mbps
4位eo光719.53Mbps
5位山口ケーブルテレビジョン 光インターネット658.84Mbps
6位CTY光610.91Mbps
7位コミュファ光604.94Mbps
8位NURO光589.53Mbps
9位CNS光(ケーブルネット鈴鹿)579.88Mbps
10位J:COM NET光573.35Mbps
44位ドコモ光
(ドコモ光1ギガ)
278.69Mbps

みんなのネット回線速度を参照(2023年6月23日時点)。直近3ヶ月で50名以上が測定している光回線の中で、直近3ヶ月間の平均ダウンロード速度が高い業者を順位付け。
※ドコモ光10ギガの速度は同サービスのフレッツ光クロスを参照。
※表中の通信速度は必ずしも実効速度を保証するものではありません。

そのため、とにかく速い通信速度を求める人にとってはドコモ光10ギガは申し分ないサービスでしょう。

新規工事費が無料

光回線は工事が必要

2023年6月時点において、ドコモ光では新規工事費が無料になるキャンペーンを開催しています。

通常は戸建てプランで19,800円(税込)、マンションプランで16,500円(税込)の新規工事費が発生しますが、無料で工事を行ってくれるのでお得です。

 ドコモ光の工事費無料キャンペーンは、実質無料ではなく完全無料であることも特徴の1つ。仮に短期で解約した場合でも、特典適用後であれば工事費残債の支払いは一切ありません。

ただし、新規工事費は無料ですが以下の料金が別途発生することには注意が必要です。

新規工事費以外の主な初期費用
  • 契約事務手数料(3,300円・税込)
  • 土日・祝日工事の追加工事料(3,300円・税込)
  • オプション工事料(ドコモ光電話など)
  • 工事内容により発生する追加料金

あくまで無料になるのは基本工事費なので、土日・祝日の追加費用は有料です。その他、オプションサービスの工事料や状況に応じて発生する追加料金が必要なケースもあります。

また、キャンペーン対象は新規契約なので、移転や1ギガから10ギガへの変更に伴う工事は有料です。

キャンペーンは終了日未定なので、変更・終了の可能性があります。最新情報はドコモ光の公式サイトで確認しましょう。

マンションプランでも契約できる

マンション

以前までは戸建てタイプのみのサービス提供だった10ギガプランですが、2022年9月からはマンションタイプでの契約も可能となりました。

 マンションタイプを利用できるかは建物の構造にもよりますが、選択肢が広がったことはメリットと言えるでしょう。

そして、ドコモ光では2023年6月時点で戸建て・マンションどちらのタイプも料金は同じです。1ギガと異なり、金額面でのメリットは現状ありません。

10ギガのマンションタイプの提供エリアが拡大していけば、1ギガのようにマンションタイプの方が安くなる可能性は考えられます。

ドコモスマホとセットでお得

ドコモ光セット割 スマホをドコモで契約している人は「ドコモ光セット割」という割引制度を適用可能。月々のスマホ代が1台あたり最大1,100円割引されるので、スマホを含めた通信費全体を節約できます。

対象のスマホプラン
  • (5G)ギガホプレミア
  • (5G)ギガホ
  • (5G)ギガライト
割引額
(税込)
(5G)ギガホプレミア
(5G)ギガホ
(5G)ギガライト
3GB超
1,100円/月
※ドコモ光ミニでの契約は550円/月
(5G)ギガライト
1GB超〜3GB
550円/月
※ドコモ光ミニでの契約は220円/月
(5G)ギガライト
〜1GB
割引なし

出典:NTTdocomo

ドコモ光セット割の大きな特徴が、1回線ごとに割引される点です。1人で複数回線契約している場合や家族全員がドコモを契約している場合は、対象プランなら原則全ての回線が割引されます。

生計をともにしている必要はなく、家族であれば離れて暮らしていても割引の対象です。

※割引対象は主回線から3親等以内(事実婚の状態も含む)の契約者かつ最大20回線まで

オプションサービスが豊富

ドコモ光オプション

ドコモ光ではオプションサービスが豊富な点も特徴です。ニーズに合わせて活用することで、よりインターネットを快適に使えるでしょう。そこで、提供している主なオプションサービスと料金を表にまとめました。

ジャンルサービス料金(税込)
電話ドコモ光電話550円/月
サポートあんしんパック ホーム968円/月
デジタル機器補償サービス550円/月
ネットトータルサポート550円/月
ネットワークセキュリティ385円/月
テレビドコモ光テレビオプション825円/月
ひかりTV1,100円〜/月
スカパー3,234円〜/月
ネット配信DAZN for docomo3,700円/月
Disney+990円/月
dアニメストア550円/月
Lemino990円/月

※サポートオプション「デジタル機器補償サービス」「ネットトータルサポート」「ネットワークセキュリティ」の3つがセットになったパック
参照:ドコモ光

固定電話サービスのドコモ光電話や各種サポートサービスに加えて、映像系のオプションが充実しています。初月無料の特典がついているサービスもあるので、試しに利用してみるのもおすすめです。

サポートサービスは「あんしんパックホーム」がおすすめ。3つのサービスがまとまっており、個別契約よりも安く使えます。

ドコモ光10ギガのデメリット・注意点

提供エリアが少ない

大阪 地図

ドコモ光10ギガのサービス提供エリアは、首都圏をはじめとする一部地域に限られます。徐々に利用できる地域が拡大しているとはいえ、全国的にはまだまだ十分とはいえません。

首都圏以外で利用できるのは大阪・愛知とそれらの近隣県のみなので、地方在住者は利用できない可能性が高いでしょう。

提供エリアの今後の拡大予定は?

提供エリアの具体的な拡大予定は現状不明ですが、2022年9月には神奈川県・埼玉県・千葉県の一部にエリアが拡大された実績があります。

今後も需要が見込まれるサービスであり、公式サイトにも「提供エリアは順次拡大予定」と記載されていることから、将来的には提供エリアは拡大していく可能性は高いです。

提供エリアの拡大が決定したら公式サイトでの発表があるはずなので、定期的に情報をチェックしてみましょう。

10ギガプラン対応ルーターが必要

ルーター

10ギガプランの場合は、10ギガ対応のルーターを用意する必要があります。

 通常プラン(1ギガ)に適したルーターでも通信自体は可能ですが、10ギガプランのメリットである高速通信を実現できません。

使用しているルーターが10ギガにも対応している高スペックのものであれば問題ないですが、充分な性能がない場合には新たに購入またはレンタルで対応しましょう。

ドコモ光では月額550円(税込)で対応ルーターのレンタルを行っているので、自分で別途用意するよりも手軽です。

一部エリアでは光電話が使えない

ドコモ光では「ドコモ光電話」というオプションサービスを使えますが、10ギガプランでは一部エリアにおいて光電話の対象外です。

ドコモ光10ギガでの光電話の対象外エリア
  • 和歌山県
  • 滋賀県
  • 兵庫県

上記エリアでは、10ギガプランを使用しながら光電話を契約することはできないので注意しましょう。ただし、2023年5月までは全てのエリアにおいて10ギガプランでドコモ光電話オプションをつけられませんでした。

そのため、10ギガプランでの光電話が提供開始されたことはサービスの質が向上していると言えるでしょう。

10ギガプランでの光電話の提供エリアは順次拡大予定です。現在は対象外エリアでも、今後は対応されることが期待できます。

1ギガからの変更は新たに工事を行う

光回線の開通工事

ドコモ光の1ギガをはじめ既にフレッツ光回線を開通している人でも、通常の1ギガから10ギガへ変更する場合には新たに工事が必要です。一般的には、工事を行うことで以下のデメリットが発生すると考えられます。

光回線の工事を行うデメリット
  • 工事費用が発生する
  • 工事当日に立ち合いの手間がある
  • 申し込みから工事実施まで時間がかかる

工事費用に関しては、先述の無料キャンペーンを活用することで節約可能です。ただし、ドコモ光1ギガから10ギガへの変更は工事費が有料になるので気をつけましょう。

既にフレッツ光クロスや光コラボの10ギガプランを契約していれば、ドコモ光10ギガに乗り換えても工事は必要ありません。

ドコモ光10ギガ利用者の口コミ・評判

良い口コミ・評判

高評価

良い口コミ・評判の傾向
  • 10ギガに変えたらめちゃくちゃ速い
  • ドコモのスマホ代割引がありがたい
  • 光電話対応で選びやすくなった
  • 工事無料がお得だった

ドコモ光10ギガの良い口コミとして非常に多かった意見が通信速度の速さ。通常の1ギガの速度に慣れていた人からは、明らかに速くなったことを実感する声が多いです。

 同時接続しても速度が落ちにくいので、スマホ・PC・タブレットを同時に使う人や家族の人数が多い人から良い意見が目立ちました。

また、ドコモスマホのユーザーからはスマホ代が割引されるので選んだという人も多数います。1台あたり毎月1,100円割引されるので、家族全員でドコモを利用している家庭には選ばれている傾向です。

さらに、光電話の対応も開始したことで10ギガプランを選びやすくなったという口コミもあります。実際に光電話が使えれば、10ギガプランを選ぶ家庭が増えていく可能性は高いでしょう。

10ギガプランに限った話ではないですが、ドコモ光の工事費無料が嬉しいという意見もありました。

イマイチな口コミ・評判

低評価

イマイチな口コミ・評判の傾向
  • 乗り換えしたかったけど対象地域じゃなかった
  • オンラインゲームがフレンドと遊べなくなった
  • 1ギガプランで使ってたプロバイダが使えなかった

イマイチな口コミとしては、対象地域じゃないから乗り換え(利用)できないという意見が多かったです。高速通信自体に興味は持ちながらも、エリアが対象外のため断念したという人も一定数います。

提供エリアが拡大中とはいっても、十分に広がっているとは言い難いでしょう。

オンラインゲームで遊ぶ人からは10ギガに変えたことによってフレンドと遊べなくなったという声も。通信のスペックを上げたのにも関わらず使いにくくなるのは、あまり意味がありません。

 一部のゲームでは「IPv6」という通信規格に対応しておらず、一部機能が制限される可能性があります。

また、10ギガへの変更時に1ギガプランで利用していたプロバイダが使えなくなり、プロバイダを変更する必要があったという意見もありました。

ドコモ光10ギガが向いている人

ドコモ光10ギガのメリット・デメリットや利用者の評判を踏まえて、ドコモ光10ギガが向いている人は以下のような人です。

ドコモ光10ギガが向いている人の特徴
  • ドコモのスマホを使っている人
  • 高速通信を求めている人
  • 同時接続するデバイスが多い人
  • フレッツ光クロスを既に契約している人

ドコモのスマホを使っている人

スマホを利用する女性

10ギガプランを提供している光回線はドコモ光以外にもありますが、ドコモスマホを使っているならドコモ光の10ギガプランがおすすめです。

先述したように「ドコモ光セット割」があるため、1回線あたり月々のスマホ代が最大1,100円(税込)安くなります。

 光コラボの10ギガプランであれば、同回線(フレッツ光クロス)を使用しているので業者による通信速度の差は基本的にありません。

速度が変わらないのであれば、料金の安い業者を利用するのがお得です。ドコモ光を選べばスマホ代を含めた通信費全体のコスパが良くなることは明白でしょう。

高速通信を求めている人

通信速度の速さが10ギガプランのメリットなので、当たり前ですが高速通信を求めている人にもおすすめです。そこで、高速通信を求める人の具体例3つを紹介していきます。

高速通信を求める人の例
  • 対戦型のオンラインゲームで遊ぶ人
  • 4K以上の高画質で動画を視聴する人
  • 大容量ファイルの送受信を行う人

対戦型のオンラインゲームで遊ぶ人

オンラインゲーム

対戦型のオンラインゲームは、快適な通信環境が勝敗を左右しかねません。特にシューティングゲームや格闘ゲームは、一瞬のタイムラグが起こるだけで不利になり得るため、10ギガプランの方が向いています。

 オンラインゲームを快適にプレイしたい人は「Ping値」というインターネットの応答速度を重視しましょう。

ドコモ光(フレッツ光クロス)の平均Ping値は10.17msです。この数値は、オンラインゲームに特化した光回線の「コミュファ光ゲーミングカスタム」より優れています。

光回線平均Ping値
フレッツ光クロス
(ドコモ光10ギガ)
10.17ms
コミュファ光ゲーミングカスタム10.26ms

みんなのネット回線速度を参照(2023年6月23日時点での直近3ヶ月間の平均値)
※Ping値は数値が低いほど応答速度が速い
※ドコモ光10ギガは同サービスのフレッツ光クロスを参照。
※表中の数値は必ずしも実効速度を保証するものではありません。

ただし、一部のゲームでは機能を制限される可能性があります。そのため、10ギガプランに乗り換える前にゲームの通信環境は確認しておきましょう。

4K以上の高画質で動画を視聴する人

テレビ

4Kや8Kなどの高画質動画はデータ容量が大きくなるため、高速通信ができる10ギガの方が向いています。通常の1ギガの回線では状況に応じて映像が停止することもあり、快適な動画視聴ができないこともあるでしょう。

そのため、高画質な映像をストレスなく視聴したいという人は、10ギガプランを検討してみることをおすすめします。

テレビなどのデバイス側も高画質対応のものが必要です。

大容量ファイルの送受信を行う人

大容量ファイルの送受信を頻繁に行う人も、10ギガプランの方が良いでしょう。1ギガよりも少ない時間で処理されるので、作業も快適に進むはずです。

具体的には、動画投稿者配信者動画編集者など動画ファイルを取り扱う人には10ギガプランが向いています。

同時接続するデバイスが多い人

複数のスマホ

大家族や大人数でのシェアハウスなど、同居人数が多い家庭にとっても10ギガプランはおすすめです。

 回線速度と同時接続台数は比例関係にあるので、複数デバイスが同時接続する環境では10ギガプランの方が快適にインターネットを利用できます。

もちろん、同居人数が少なくても複数端末を同時接続している場合にも10ギガプランは有効です。スマホ・タブレット・PC以外にも、テレビやスマート家電などインターネットを使っている機器は多数あります。

そのため、無意識のうちに様々なデバイスがインターネットに接続していないか一度チェックしてみましょう。

フレッツ光クロスを既に契約している人

フレッツ光クロス

NTTのフレッツ光クロスを契約中の人にも、以下2つの理由からドコモ光10ギガはおすすめです。

フレッツ光クロスよりおすすめできる理由
  • 同じ回線を使用するため通信速度に差がない
  • 料金がドコモ光のほうが安い

速度に差がないのであれば料金が安いところで契約する方がお得であり、一般的なプランでの月額料金は以下の通りです。

月額料金(税込)
ドコモ光10ギガ(タイプA)6,380円
フレッツ光クロス5,720円+プロバイダー料金

※2年の定期契約ありの料金。戸建てタイプ・マンションタイプともに同料金。
※出典:ドコモ光フレッツ光

回線料金はフレッツ光クロスの方が安いですが、フレッツ光クロスでは月額1,000円程度のプロバイダ料金が別途かかります。そのため、プロバイダ込みの総額ではドコモ光の方が安いと言えるでしょう。

回線が同じため、乗り換え時に工事が必要ないことも嬉しいポイントです。

ドコモ光10ギガを申し込み方法・手順

PCから申し込み

ドコモ光10ギガの申し込み手順は新規転用事業者変更速度変更のパターンごとで異なります。各パターンでの申し込み方法について解説していきます。

新規

新規は、初めてフレッツ光クロス回線に申し込む人が行う手続きのことです。例えば、光回線自体を初めて導入する人や独自回線(auひかりなど)からフレッツ光クロスに乗り換える人などが挙げられます。

新規の申し込み手順
  1. ドコモ光の申し込み
  2. 必要書類の受け取り
  3. 開通工事
  4. ルーターなどの接続・設定
  5. 利用開始

ドコモ光の申し込みについては、公式サイトやドコモショップではなく代理店からの申し込みがおすすめです。ドコモの公式特典に加えて、代理店が実施している独自の特典も受け取れます。

 各代理店でキャッシュバックなどの独自特典を提供しているので比較してみましょう。

申し込みから1〜2ヶ月後には開通工事が行われます。開通工事は原則立ち会いが必要になるので、工事日はスケジュールを空けておきましょう。

工事が完了したら、ルーターの初期設定やデバイスへ接続すれば使用できます。

転用・事業者変更

フレッツ光クロスからドコモ10ギガへ乗り換えることを転用、光コラボから光コラボへ乗り換えることを事業者変更と言います。転用・事業者変更での申し込み手順はほぼ同じで、以下の通りです。

転用・事業者変更の申し込み手順
  1. 転用承諾番号・事業者変更承諾番号の取得
  2. ドコモ光の申し込み
  3. 必要書類の受け取り
  4. ルーターなどの接続・設定(プロバイダ変更の場合)
  5. 利用開始

まずは、現在利用中の光回線から転用または事業者変更に必要となる承諾番号を発行してもらいましょう。この承諾番号はドコモ光の申し込み時に必要です。

転用承諾番号・事業者変更承諾番号ともに発行から15日間の有効期限があります。

 もし承諾番号の有効期限が切れた際には再取得が必要です。そのため、承諾番号取得後は早めにドコモ光の申し込み手続きを済ませましょう。

また、ドコモ光の申し込みについては、新規契約時と同様で特典が豊富な代理店から申し込むのがおすすめです。開通工事は行われないので、新規での申し込みよりもスムーズに乗り換えができるでしょう。

そして、転用元の解約はドコモ光へ切り替わった後に自動で行われるので、自ら解約手続きをする必要はありません。

転用前と異なるプロバイダを使う場合には、自身でプロバイダの解約が必要なケースもあります。

速度変更

速度変更はドコモ光の1ギガプランを利用していて10ギガプランへと変更する場合のことを指します。速度変更申し込み手順は以下の通りです。

速度変更の申し込み手順
  1. プラン変更の申し込み
  2. サービスセンターからの連絡
  3. 必要書類の受け取り
  4. 切り替え工事
  5. ルーターなどの接続・設定
  6. 利用開始

プラン変更の申し込みは、ドコモショップもしくはインフォメーションセンターから行います。申し込み後に電話連絡があるので、工事日の調整などを行いましょう。

なお、工事実施までには約1〜2ヶ月の期間が空き、工事当日は立ち会いが必要です。工事日までにあらかじめ10ギガ対応のルーターを用意しておくとスムーズに利用できます。

速度変更は工事費無料の対象外なので注意が必要です。

工事完了後は、ルーターの設定を行って利用を開始できます。ただし、10ギガプラン未対応のプロバイダで1ギガを契約している場合は、プロバイダも変更しなくてはいけません。

ドコモ光10ギガにおすすめのプロバイダ3選

プロバイダにより特典が異なるので、お得なプロバイダを選ぶことも重要です。そこで、料金が安いタイプAのプランで使えるプロバイダに絞って、おすすめのプロパイダを紹介します。

GMOとくとくBB

GMOとくとくドコモ光

おすすめポイント
  • 10ギガプランで51,000円のキャッシュバック
  • 10ギガ対応ルーターが月額390円(税込)でレンタル可能
  • 訪問サポートサービスが初回無料

GMOとくとくBBは、オプション、申し込みの制限なく10ギガプラン51,000円のキャッシュバック、1ギガプラン38,000円のキャッシュバックがあります。

キャッシュバック額を最大にするには、映像サービスの同時申し込みなど各種条件の達成が必須ですが、高速通信で映像サービスも新たに使いたい人ほどお得です。

 また他社からの乗り換えで、15,000円のキャッシュバックもあります。

また、月額390円(税込)で10ギガ対応ルーターのレンタルサービスも魅力的。ドコモからレンタルするよりも安いので、ルーター費用を下げられる点も嬉しいポイントです。

通常6,600円(税込)の訪問サポートが初回無料になる特典も注目したいポイントでしょう。
キャッシュバック金額51,000円
ルーターレンタル料金(税込)390円/月
その他特典
  • 訪問サポート初回無料
  • セキュリティサービス1年間無料

出典:GMOとくとくBB

最大100,000円キャッシュバック!
GMO とくとくBB
ドコモ光

@nifty(アットニフティ)

@nifty(アットニフティ)×ドコモ光10ギガ

おすすめポイント
  • 35,000円キャッシュバック!
  • 開通までの期間Wi-Fi機器を無料レンタル
  • 各種セキュリティサービスが最大1年間無料

@nifty(アットニフティ)は、ドコモ光10ギガ申し込みで35,000円キャッシュバックの特典を受けられます。オプション契約などの条件がなく、簡単にキャッシュバックを受けられるのが特徴です。

 オプション不要でドコモ光10ギガだけを申し込みたい人にとっては、GMOとくとくBBより多くのキャッシュバックを受け取れます。

10ギガ対応ルーターのレンタルこそありませんが、開通工事までの期間はWi-Fi機器を無料でレンタル可能。そのため、光回線を利用するまでのインターネット環境で困ることはないはずです。

他の特典も充実しており、セキュリティサービスが最大1年間無料となる点も見逃せません。
キャッシュバック金額35,000円
ルーターレンタル料金(税込)レンタルサービスなし
※ドコモからのレンタル時は550円(税込)/月
その他特典
  • 開通までWi-Fi機器無料レンタル
  • セキュリティサービス最大1年間無料
  • リモートサポート初回無料
  • メール機能拡張サービス初月無料

出典:@nifty

andline(アンドライン)

andline(アンドライン)×ドコモ光10ギガ

おすすめポイント
  • オプション品を永年無料でレンタル可能
  • サポートサービスが初回無料
  • 最大5つまでメールアドレスを作れる

andline(アンドライン)はオプション品の永年無料レンタルが魅力のプロバイダ。契約している間は選択したオプション品の料金がかからないため、長く契約するほどお得です。

 オプション品は対象製品4つの中から1つを選択できます。TVミラーリングレシーバーなどスマホ用の製品が大半なので、スマホを便利に活用したい人におすすめです。

その他の独自特典も充実しており、中でもサポートサービスは魅力的。リモートサポート・出張サポートの両方が各1回ずつ無料であるため、初回設定に自信がない人も安心できるでしょう。

メールアドレスは最大5つまで作れるので、用途に応じて使い分けられることも便利です。
キャッシュバック金額なし
ルーターレンタル料金(税込)レンタルサービスなし
※ドコモからのレンタル時は550円(税込)/月
その他特典
  • 選べる無料オプションレンタルサービス
  • セキュリティサービス1年間無料
  • サポートサービス初回無料

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出典:andline

まとめ

本記事では、ドコモ光の高速通信プランであるドコモ光10ギガについて解説してきました。

ドコモ光10ギガは最大通信速度10Gbpsを誇り、実測値でもドコモ光の通常プラン(1ギガ)の約5倍の速さがあります。そのため、同時接続台数が多い家庭やオンラインゲームを行う人にはおすすめでしょう。

そして、ドコモスマホとのセットでスマホ代が割引、新規工事費無料などの特典がつく点も魅力の1つ。また、代理店からの契約でキャッシュバックなどの独自特典も受けられます。

高速通信を求める人はドコモ光10ギガの申し込みを検討してみてください。
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